淀川河川事務所にトビケラ対策の要望書を提出しました

淀川河川事務所にトビケラ対策の要望書を提出しました

　毎年春から秋にかけて、宇治川の中で成長したトビケラが大量発生することで、宇治川周辺の住民、観光客等多くの方が多大な影響を受けています。

　宇治市では、電撃殺虫機や薬剤散布といった成虫に対する対策を行っていますが、数が多く対応しきれないことから、宇治川に生息している卵や幼虫の段階での抜本的な対策が必要だと考えます。

　そこで、トビケラの生態に関する有識者に相談したところ、国土交通省近畿地方整備局 淀川河川事務所が実施する土砂還元（置き土）による河川環境の改善が非常に有効であるとの意見をいただき、引き続き土砂還元を実施していただきたい旨の要望書を令和5年11月14日に提出しました。

　※土砂還元・・・ダムやため池に堆積した土砂（堆砂）を浚渫して河川に置き土することによって河川に土砂を供給すること