宇治川には主にシマトビケラ科の3種(オオシマトビケラ、コガタシマトビケラ、ナカハラシマトビケラ)が生息しています。
宇治川には、さまざまな種類のトビケラが生息していますが、特に多いものとしてシマトビケラ科があげられます。これらは川底が石で流れの速く、水質が比較的きれいな川であれば生息可能な種が多く、主に次の3種が出現します。
オオシマトビケラ
宇治を代表する大柄なトビケラ。長い触覚と羽の模様が特徴的。
体長20-30mm程度、翅(はね)は薄黄色地に黒のライン
コガタシマトビケラ
オオシマトビケラよりも小ぶりです。鼻の穴や口の中に入りやすいので、宇治川付近を歩く際は注意が必要です。
体長6-10mm程度、翅はやや黒くくすんだ色
ナカハラシマトビケラ
桜の開花時期に発生します。宇治市では比較的早い時期に見られます。
体長10-13mm程度、翅は明るい薄茶色