春から電撃殺虫機を稼働します
トビケラは流れのある水の中に生息する水生昆虫であり、根本的な対策は非常に難しい状況です。
流水中に薬剤を散布しても、有効成分が希釈されてすぐに効果を失います。また、残留性の高い薬剤を使用した場合、河川の他の生物に甚大な影響を与えてしまいます。さらに、たとえある地域のトビケラを駆除したとしても、すぐに上下の流域から同種のトビケラが再流入するとも考えられます。
市ではこれまで短期的な対策として、ある程度の効果が認められる薬剤散布や電撃殺虫器等により成虫の駆除を行ってきましたが、上記の理由からも幼虫や卵に対する効果的な対策にはいたっていません。
なお、平成25年6月の実験の結果、部屋や屋外の電灯を蛍光灯からLED照明に交換することで、飛来するトビケラの数を低減できる可能性があるという報告があります。
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