Background Image
Next Page  5 / 16 Previous Page
Information
Show Menu
Next Page 5 / 16 Previous Page
Page Background

財政健全化推進プランに取り組んでいきます

持続可能な行財政運営のために

 市では、人口減少・少子高齢社会が進展するとともに、厳しい財政状況が見込まれている

状況です。このような中においても、持続的に発展するまちづくりの推進に必要な各種施策

を実施していくため、事務事業の抜本的な見直し等を促進することで、財源を生み出し、優

先順位を見極める中で、優先する事業費については拡充するなどにより、予算編成において、

財政収支の均衡を図る必要があります。

 将来世代に負担を先送りすることのないよう、健全かつ持続可能な財政運営を図るべく、

財政健全化推進プランに取り組んでいきます。

市税収入、義務的経費、経常収支比率の推移

経常収支比率が 5 年連続で悪化している主な要因

 •経常的な主な歳入である市税収入は、ここ数年間は横ばいで推移

 •経常的な主な歳出のうち、社会保障関係経費である扶助費は、5 年

  連続で増加中

 ※義務的経費は、人件費・扶助費・公債費の合計

経常収支比率とは?

 毎年度経常的に入ってく

る歳入に対して、毎年度経

常的に支払う歳出がどれぐ

らいの割合かを示すもの

で、財政構造の弾力性を判

断する指標として用いられ

ます。

 都市にあっては 75%が

妥当と考えられています。

普段の生活で例えると

 月給のほとんどが生活

費だけで消えていき、自

由に使えるお金がなく余

裕がない状況

 今後 4 年間(30 ~ 33 年度)で

約85億円

の収支不足が生じる見込み

(昨年 10 月、財政見通し公表時)。

(単位:百万円)

区分

予算

財政見通し

29 年度 30 年度 31 年度 32 年度 33 年度

歳入 A

62,960 62,341 62,296 62,712 62,453

市税収入 23,181 23,227 23,360 23,519 23,146

歳出 B

62,960 63,388 64,442 65,202 65,246

義務的経費 35,834 35,682 36,015 36,716 37,372

歳入歳出差引 A - B

0 △ 1,047 △ 2,146 △ 2,490 △ 2,793

財政見通しと今後の取り組みの方向性

 昨年 10 月に公表しました、

今後 4 年間の財政収支の見通し

(財政見通し)においては、歳

出よりも歳入が下回ることか

ら、約 85 億円の収支不足が見

込まれたところです。

23,319

23,266

23,772

23,326

23,213

32,245

32,835

34,233

34,972

35,251

91.4%

92.9%

93.7%

94.8%

98.8%

70.0%

75.0%

80.0%

85.0%

90.0%

95.0%

100.0%

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

45,000

24

ᖺᗘ

25

ᖺᗘ

26

ᖺᗘ

27

ᖺᗘ

28

ᖺᗘ

ᕷ⛯཰ධ䛾᥎⛣ ⩏ົⓗ⤒㈝䛾᥎⛣ ⤒ᖖ཰ᨭẚ⋡

䠄ⓒ୓෇䠅

財政健全化推進プラン

の考え方や、具体的な取

組内容等につきまして

は、5 月 15 日号の市政

だよりから順次、お知ら

せします。

 持続的に質の高い市民サービスの提供と、魅力ある宇治市を築く未来への投

資を進めていくためにも、「財政健全化推進プラン」に基づき、内部経費の徹

底した削減にしっかりと取り組みながら、市民サービスの一部見直しや使用料

等の受益者負担の見直しなど、財政健全化を推進する取り組みを進めます。

【主な取り組み内容】

 ◉事務事業、一部の給付事業、補助金、イベント・啓発事業等の見直し

 ◉使用料・手数料等の見直し、駐車場の有料化、市有地の売却 など

5