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近年、気候変動の影響の深刻化や海洋プラスチックごみの影響など、私たちを取り巻く環境は大きく変化しており、持続可能な脱炭素社会の実現に向け、社会を変えていく必要が生じています。
このたび、宇治市では、脱炭素社会の実現を目指すとともに、古くから守られてきた豊かな自然や恵まれた歴史文化を未来につなぐため、総合的な環境施策の方向性と実現に向けた取組を示す「宇治市第3次環境保全計画」を策定しました。
「第3次環境保全計画」は、社会情勢の変化を的確に反映し、持続可能な脱炭素社会の実現に向け総合的な環境施策に取り組むことが必要になるため、これまで環境保全計画の下位計画として位置づけていた「地球温暖化対策地域推進計画」を統合するほか、「地域気候変動適応計画」の内容も盛り込んだ計画としました。
また、SDGsの考え方を取り入れ、気候変動への対応を産業や経済の大きな成長の機会と捉え、市民生活の向上や地域経済の活性化を図ることにより、環境・経済・社会が統合的に向上した持続可能なまちづくりを目指します。