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宇治市第2次環境保全計画
宇治市第2次環境保全計画について
宇治市環境保全計画は、宇治市環境保全基本条例に示された「市民が健康で安全かつ快適な生活を営むための、良好な環境の保全及びその確保」を目指すため、2000(平成12)年に策定され、10年以上が経過しました。その間、地球温暖化や生物多様性へ関心の高まりなど、持続可能な発展に向けた社会づくりを目指す動きが活発化しています。こうした環境問題の変化を踏まえ、宇治市第5次総合計画に掲げられた、めざすべき都市像「みどりゆたかな住みたい、住んでよかった都市」を環境の面で実現するため、新たに計画を策定しました。
将来の宇治市がめざす環境の姿
基本的視点
宇治市の環境を守り伝えていくため、次の3つの基本的な視点を定めます。
- 宇治の歴史・文化を豊かな自然とともに守り育て、次の世代へと引き継ぎます
- ライフスタイルを見直し、身のまわりの環境を協働で守ります
- 国際的な動向を踏まえた視点で持続可能な社会の実現をめざします
望ましい環境像
上に示す3つの基本的視点を実現するため、将来的な宇治市の環境の目指すべき姿を以下のように設定します。
~宇治の豊かな「歴史・文化」と「自然」を守り育て、将来にわたって安心して暮らせる「ふるさと宇治」~
計画期間
長期目標:21世紀半ばまでとします。
中期目標:2013(平成25)年度から2023(平成35)年度までとします。
基本目標と基本方向
望ましい環境像を実現していくためには、市民・事業者・市の各主体がそれぞれの責務を果たしていくことが重要です。このため本計画では、めざすべき6つの基本目標と14の基本方向を設定し、市が取り組むべき基本施策を示しています。また、「市民の取組み」と「事業者の取組み」のうち主要なものについても示しています。
基本目標と基本方向
基本目標1 環境に配慮した安全・安心のまち
- さわやかな空気につつまれた暮らしを守る
- 静けさのある暮らしを守る
- より美しく安全な川をつくる
基本目標2 豊かな自然をふれあえるまち
- 豊かな自然、生物の多様性を守る
- 豊かな自然環境を活用する
基本目標3 身近なみどりがうるおう、快適なまち
- だれもが快適に移動できるまちをつくる
- 身近なみどりにふれあえる美しいまちをつくる
基本目標4 豊かな歴史・文化とふれあうまち
- 宇治の歴史・文化を守り、活用する
- まち・自然・歴史が調和した景観を守り、育む
基本目標5 持続可能な社会づくりをめざすまち
- 3Rをすすめ、循環型社会を築く
- 未来のエネルギーシステムを築く
- 低炭素社会を築く
基本目標6 環境問題にともに取り組むまち
- 子どもたちが環境問題について学び、行動する力を育む
- 地域の力を活かし、環境保全活動に取り組む
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宇治市第2次環境保全計画 冊子
- 表紙・はじめに・目次[PDFファイル/673KB]
- 第1章 計画の基本的な考え方[PDFファイル/542KB]
- 第2章 宇治市の現状[PDFファイル/5.0MB]
- 第3章 宇治市環境保全計画のめざすもの[PDFファイル/1.1MB]
- 第4章 目標実現に向けた具体的な取組み[PDFファイル/5.2MB]
- 第5章 計画の推進方法[PDFファイル/563KB]
- 資料編[PDFファイル/2.2MB]
宇治市第2次環境保全計画 冊子(概要版)