ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織でさがす > 環境企画課 > 宇治市地球温暖化対策実行計画【第2期計画】

本文

宇治市地球温暖化対策実行計画【第2期計画】

印刷ページ表示 更新日:2019年11月5日更新 <外部リンク>

宇治市地球温暖化対策実行計画【第2期計画】の画像

第2期計画および概要版

概要

 近年の大量生産・大量消費・大量廃棄に伴う社会経済活動や生活様式が環境への負荷を増大させ、地域の環境だけでなく、地球温暖化やオゾン層の破壊など地球環境にまで影響を及ぼしています。

 これらの状況を鑑みて、平成11年に国の地球温暖化対策として、「地球温暖化対策の推進に関する法律」が施行されました。これにより地方自治体には、みずからの事務および事業活動に伴い排出される二酸化炭素などの温室効果ガスを削減するための計画(実行計画)の策定が義務付けられました。

 これを受けて宇治市では、一事業者、一消費者としての立場から環境への負荷の低減に率先して取り組むとともに、市が行う事務および事業から排出する二酸化炭素などの温室効果ガスを抑制するため、また、温室効果ガス以外の観点からもエコオフィス活動に取り組むため、平成13年2月「宇治市地球温暖化対策実行計画(第1期計画)」を策定しました。

 平成17年度では、平成11年度(第1期計画基準年度)と比較して温室効果ガス排出量は4.7%増加しました。これは電力使用量の増加が大きく影響しており、市道街灯の管理分が宅地開発等により増加したこと、下水道事業の進行により家庭・事業所の排出分が市の排出量に組み込まれたためであります。

 これらは、いずれも市民の安全で快適な生活には必要不可欠なものであり、個々の施設を管理するものが、市の事務・事業として算出されることになったものです。これらの増加要因を除くと温室効果ガス排出量は、0.2%減少していました。

 本計画は、「第1期実行計画」の目標年次である平成17年度において、平成16年度までの達成状況を評価するとともに、課題や問題点を整理した上で、宇治市の事務・事業に係る温室効果ガス排出の抑制に向けた行動計画として「宇治市地球温暖化対策実行計画 第2期計画」を策定したものです。

温室効果ガス総排出量の削減目標

平成18年度~22年度までの間に3%削減(基準値比)

※基準値:平成13年度~16年度を基準期間とした平均値

温室効果ガス総排出量の削減目標の円柱グラフ。平成18年度から22年度までの間に、基準値比で3%削減を目標とします。

温室効果ガスの削減等に関する個別目標

温室効果ガス削減等個別目標
電力使用 従量電力使用量5%削減
※定額電力等は対象外(但し温室効果ガス総排出量には含む)
燃料使用(公用車除く) 燃料使用量3%削減
(都市ガス・灯油・LPG・ガソリン・軽油など全体で)
公用車使用 車両燃料使用量5%削減(ガソリン・軽油・天然ガス)
走行距離5%削減
紙使用 紙類使用量3%削減
ごみの排出 市施設から排出されるごみ(可燃・不燃)3%削減
水使用 水使用量3%削減

第2期計画の進捗状況

1.温室効果ガスの総排出量

 目標の達成に向け、市では全職員が一丸となって取り組みました。具体的には、パソコンを長時間使用しないときは電源を切る、お昼休みに不要な照明を消灯するなどの取り組みや、公用車を運転する際のアイドリングストップの徹底などエコドライブの推進、また、平成18年度からは冬期の暖房にかかるエネルギーを削減するため、ウォームビズにも取り組みました。

 これらの結果、平成19年度の温室効果ガスの総排出量は、基準値と比較して1.3%減少しました。

 その主な要因は、日頃の省エネルギーの取り組みの他に、下水道処理施設で施設の運転方法を工夫して節電したことや、焼却処理をしていた汚泥をリサイクルしたこと、小・中学校等で都市ガスなどの使用量を削減したことなどです。

平成19年度温室効果ガス総排出量
13,740t‐CO2

1.3%削減(基準値比)

2.個別目標に対する達成状況

 平成19年度は、燃料使用量、可燃・不燃ごみ排出量、水道使用量について、個別目標を達成しました。従量電力使用量と公用車燃料使用量、公用車走行距離,紙類使用量の削減については、目標を達成することはできませんでした。

 今後、日頃の節電の取り組みや、公用車のアイドリングストップ、エコドライブの励行、用紙の両面使用・裏面利用などを徹底することで、総排出量だけでなく、これらの個別目標の達成も目指して取り組んでいきます。

平成19年度 温室効果ガス削減の個別目標に対する達成状況
目標(基準値比) 19年度増減量 19年度増減比
従量電力使用量 5%削減 △27万kwh △1.1%
燃料使用量
(都市ガス・灯油・LPG・ガソリンなど)
3%削減 △4万立方メートル +5.5%
公用車の燃料使用量
(ガソリン・軽油・天然ガス)
5%削減 △0.9万立方メートル △3.4%
公用車の走行距離 5%削減 △0.6万km △0.5%
紙類使用量(A4用紙換算値) 3%削減 +689万枚 +11.7%
可燃ごみ排出量 3%削減 △58t △21.3%
不燃ごみ排出量 3%削減 △3t △3.2%
水道の使用量 3%削減 △10.4万立方メートル △23.0%

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)