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第31回紫式部市民文化賞選考委員特別賞 紀行文『頼政道を歩く』

印刷ページ表示 更新日:2021年10月14日更新 <外部リンク>

第31回紫式部市民文化賞選考委員特別賞 『頼政道を歩く』

受賞の言葉(野田 公彦さん)

 この度は、紫式部市民文化賞の選考委員特別賞をいただき誠にありがとうございます。新型コロナが流行して行動が制限され、人の多い所には行けなくなったため、以前から気になっていた頼政道を辿ることにしました。自分の記録のために作った稚拙な私の作品がご評価をいただき心から感謝しています。

 以仁王を伴った源三位頼政が奔った道を三井寺から平等院まで、さらには以仁王が落ちた玉水まで歩いて印象的だったのは、あちこちに残る古道や古跡と古人の息遣いでした。これは、山城の貴重な財産であり、これからもずっと大切に残したいと念願してやみません。

野田 公彦

【著者略歴】

九州から京都に出てきて半世紀、化学会社(三洋化成)勤務を経て、現在はフリーの技術士として、化学分野の技術支援、小学校等への理科出前授業など活動中。文筆活動は、日記をつける程度。

作品紹介と講評(鈴木 満  選考委員)

 源平盛衰記の記述をよりどころに、近江の三井寺から宇治の平等院までの道を、800年以上の時を経て、源頼政の跡を追って、たどり直された紀行文。東海道・中山道、西国街道など、京都をめぐる古道歩きは人気があり、ガイドブックも発行されていますが、本作品は、宇治に長く住まわれていることから、頼政道の全貌を知りたいという思いをもたれ、実際に足跡を訪ね歩かれた、独創的で新しい古道歩きとして魅力的です。

 歴史や古典に通じる幅広い教養が、頼政を巡る古道歩きに深みを与える作品となっており、読み物としての魅力を高めています。案内の紀行文としても、写真や地図も適切で、親しみやすい文体と相俟って、読者を頼政道の世界へ誘う作品となっています。


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