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第33回紫式部市民文化賞奨励賞 講演集『人生を心豊かに~様々な体験談からのメッセージ~』

印刷ページ表示 更新日:2023年10月5日更新 <外部リンク>

第33回紫式部市民文化賞奨励賞 講演集『人生を心豊かに~様々な体験談からのメッセージ~』

受賞の言葉(わいわいTRY塾さん)

​   源氏物語に描かれている人物の色々な生き様から、生きる知恵のメッセージを読み解くことができないだろうか?
生涯学習の多くは「知識を学び、教養を高める」ことに留まっているが、近年の激変する社会の中で「生きる知恵を学び、生き抜く力を高める」ことに力点をおいた学びの場が大切になっている。
   百人百色の生き物語があり、充実人生を歩んでいる人の体験談から参加者に元気生活のヒントを提供する。語り手は自らの半生や体験談の中で何を感じ、どう考えたかを話す一方、聴き手には、いろんな生き方に刺激を受けて一歩踏み出す力になればと願って、おしゃべりサロンを20年間、200回開催し累計約1.1万人の参加者に学びの場として全国的にもユニークな活動を続けてきた。謂わば「元気な生き方講演集」とも言える本誌が評価され、これまでの努力が報われた感じで、スタッフ一同大変喜んでいる。
   20年間も続けてこれたのは、偏に発表者の協力と宇治市の生涯学習センターと男女共同参画支援センターの支援のお陰で改めて感謝したい。

わいわいTRY塾様


【著者略歴】

   わいわいTRY塾は宇治市生涯学習センター主催の生涯学習ボランティア養成講座の修了生が集まり、2002年6月に発足した。
   当初は、宇治市民を対象に生涯学習の啓発を推進する活動として、「おしゃべりサロン」をメインに、宇治市生涯学習センター主催「宇治まなびんぐ」(2月)と「夏休み子どもフェア」(7月)に参画して地域社会の活性化に向けて活動したが、その後、「おしゃべりサロン」に活動を集中した。
   「おしゃべりサロン」は、元気で心豊かな生活をエンジョイしている人々から様々なテーマで自らの体験談(生きざま)を聴くもので、聴き手には人生の様々な生き方に刺激を受けて生きる力に昇華して頂くことを願っている。
   「おしゃべりサロン」は2002年8月にスタートし、2004年に公益財団法人あしたの日本を創る協会、各都道府県新生活運動等協議会などが主催の「ふるさとづくり賞・振興奨励賞」を受賞した。
   2011年9月におしゃべりサロン100回記念「私と愛・源氏物語、心のコンサート」を約200名の市民参加のもと宇治市生涯学習センターで盛況裡に開催。
   2014年5月に開催した木もれ日Genji(現・京Genji)による「私たちと源氏物語朗読劇~今よみがえるみやび世の愛の物語」は、世界的古典を新しいスタイルの創作朗読劇で表現され大変好評を博した。
   2016年10月におしゃべりサロン150回記念として第一部「私といのち満開エッセンス」、第二部「オカリナと篠笛コンサート」を宇治市生涯学習センターで開催し、この時も満席であった
   2022年8月の第199回サロンが丁度20周年を迎えたので、20周年記念誌「人生を心豊かに~様々な体験談からのメッセージ」(おしゃべりサロンの歩みパート2)を2022年12月に発刊した。
   2023年3月に「おしゃべりサロン200回記念」を宇治市生涯学習センターで盛況裡に開催。この折にトルコ・シリア大地震義援金(一口1千円)を募集し、募金協力者に20周年記念誌を配布した結果、集まった義援金51,000円を宇治市役所を通じて寄付し社会貢献した。
   ・・・この200回記念をもって、わいわいTRY塾の活動を終了した。​​

作品紹介と講評(藤井 直 選考委員)

   本講演集は、10周年記念誌に続く2作目となるもので、設立以来20年に及ぶ200回開催の節目として、しかもこれを機に活動を終了する記念として発刊されました。その活動は、宇治市の「生涯学習ボランティア養成講座」修了者が集まり、「シニアの経験や知恵を地域社会に活かしたい」との思いを原点として、宇治の歴史や文化はもとより、自らの体験談や元気の出る話など多様なテーマを、多彩な講師陣によって長きにわたり回を重ね、参加者は延べ1万人を超えます。ボランティア精神に基づく、宇治市民のための文化芸術活動として大きな足跡を残され、奨励賞に相応しい作品として高く評価するものです。


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