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泡原液と水を積み、一定の割

合で混合させ泡消火剤を作り、

油火災や車両火災などに泡放

水を行うことが出来る車です。

 危険な場所や交通事故の閉じ

込め等から人を救助するための

資機材を積んでおり、いろいろ

な災害現場で活動する車です。

 火災や救助の災害現場で消

防隊や救助隊、救急隊が円滑な

活動をするために必要な資機

材を積載し、現場の指揮をとる

車です。

 病気やケガをした人を病院

へ搬送するための車で、車内に

は救命処置に必要な資機材が

積んであり、救急救命士が同乗

しています。

安地域

で顔見知りになっておくことが必要で、

地域の消防・防災のリーダー的な存在と

なるのが消防団だと思 います。

町内会・自治会の依頼に対しては、で

きるだけその集まりに顔を出し ほしい

と団員には伝えています。地域によって

は住民と団員は 「近い関係」 ですが、新興

住宅街でも 「顔が見える近い関係」 を作っ

てほしい。それが大きな災害 ときには

活きるのではないでしょうか。

地域の「地震があったらどうしよう、

火事があったらどうしよう」 という不安

に対し、女性で構成された 「あさぎり分

団」 が啓発活動を積極的に行っています。

こだわっていることは

消防団は災害に備えて、消防ポンプの

操作訓練などを行っていますが、座学

(研修会) も大事にしています。意外と思

われるかもしれませんが、全ての団員が

火災に精通しているわけではありませ

ん。私としては、団員の家族の皆さんか

消防団の活動

地震や水害などの大きな災害が起こっ

たときは、全ての被害地域に対して消防

署が救助などの対応を早急にすることは

難しいと思います。そ 地域にいる人が

助けるの 速い。そ ためには地域の中

らご主人 防団活動を の身は自分で守

い、自分の身を守

てもらい、団員が怪我

帰ってもらう、それを目

消防団員のなり手

今年は、なんとか

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人の新しい団員を

迎えられました。しかし、年々本当にな

り手が少なくなっています。団員は別の

仕事を持ってい す。昔は商売をされて

いる人が多かったですが、サラリーマン

をされている団員が増えています。

この宇治で暮らしている人の中には、

大なり小なり 「このふるさと宇治の役に

立ちたい」 と思って 人 多いと思

ています。そういう人に対して、消防団

での活動は出来る範囲は限られています

が、そ 動につ て説明を続け、団員

数を確保し くことが必要だと思って

います。

消防団への入団、問い合わせ等は、消

防総務課 (

39

・9401) へ。

消防団は、市の消防本部や消防署

る消防機関です。宇治市消防団では 「

高い志のもと、地域密着の ・防災の

14

代宇治市 団長の勝山茂樹さんにお話

宇治市消防団(6 分団、全 379 人)

消防団は団長が所属する「本部」の下に、「宇治分団」、「槇

島分団」、「小倉分団」、「大久保分団」、「東宇治分団」の他、

女性で構成する「あさぎり分団」で組織。

「あさぎり分団」の活動

14

代宇治市消防団団長

勝山

茂樹

さん

23

歳の入団から

36

年目。

28

4

月から団長を担う。

化学消防ポンプ自動車

救助工作車

指揮指令車

高規格救急車

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