宇治らしさを紐解く

平安末期〜鎌倉時代

戦いの舞台として

平安時代の末期、以仁王もちひとおうや源頼政が宇治川を挟んで平氏と戦った「宇治橋合戦」や源頼朝から派遣された源義経らが木曽義仲との戦いで繰り広げた「宇治川の先陣争い」など、いわゆる源平の合戦においても、宇治はその舞台として登場します。

そうした中、宇治のランドマークのひとつとなっている宇治橋上流の中洲にそびえる十三重石塔は、宇治橋の再架橋と宇治川殺生禁断の象徴として、鎌倉時代に西大寺の僧・叡尊によって建立されたもの。塔は洪水による流失、再建を繰り返しながら、現在に受け継がれています。

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