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Q.
孫にスマートフォンを貸したところ、後日、高額な請求が届きました。
確認すると、孫が無断でオンラインゲームの課金をしていたようです。
返金を求められますか。
A.
未成年者が親権者の同意を得ず契約した場合、未成年者取消権により契約を取り消すことが出来ますが、親権者以外のスマートフォンが利用された場合、取消権がありません。
取消権がない場合、子どもの親権者の協力が必須です。
オンラインゲームでは子どもが課金した証明は難しいため、返金されないケースがあります。
課金する場合のルールについて、家族でよく話し合いましょう。
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スマートフォンやタブレット端末でオンラインゲームに課金する場合、原則、決済時にプラットフォーム( ※Google PlayやiTunes)のパスワードが必要ですが入力を不要にすることも出来ます。
今回はパスワードを設定しておらず、孫が自由に利用出来るようになっていました。
予期しない子どもの課金を防ぐため、プラットフォームなどのアカウントを確認し、決済時にパスワードが必要になっているか確認しましょう。