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「靴の長期保管に注意!!」市政だより令和5年6月15日号記事

印刷ページ表示 更新日:2023年6月15日更新 <外部リンク>

Q.

この夏こそ、旅行やスポーツに出掛けようと思います。

買ったまま長い間履いていなかった靴を履くと、靴底に違和感を感じました。

 

A.

数年前に購入し保管していた靴を履いて出掛けたら靴底がぱっくりと割れて壊れた、買い置きのスニーカーが箱の中でボロボロになっていた、という事例があります。

靴底に用いられているウレタンは、空気中の水分や雨水などの浸入で、分子結合がもろくなり、形状を保てなくなります。

製造の瞬間から劣化は始まっており、未使用であっても、密閉した場所に長期間保存すると、劣化が進みます。

また、靴底に使用されている接着剤が劣化して剥がれたり、溶けて変形することもあります。

劣化を少しでも抑えるには、使用後に水分や汚れをしっかり取り、風通しの良い場所で保管するようにしましょう。

久しぶりに履く場合は、靴の状態を確かめ、スポーツシューズなどは少しでも不安を感じたら、安全のために買い替える勇気も必要です