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Q.
「湿度が原因で火事になることがある」と聞きました。
どういうことでしょうか。
A.
乾燥している季節は火事が起こりやすく、多くの人が気を付けます。
ところが、梅雨時期など湿度が高くてもトラッキング現象で火事が発生します。
トラッキング現象とはコンセントに差し込んだ電源プラグの周辺にほこりや水分が付着することで、電気の通り道が作られ、異常発熱し出火する現象です。
火事を防ぐために次のポイントを押さえて、配線器具を使用しましょう。
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・コンセントと電源プラグの隙間に、ほこりなどがないか確認し、電源プラグはしっかり差し込む。
・電源タップやコンセントの接続部分に水分が付着しないよう注意する。
・電源コードを引っ張ったり、家具で押さえるなど、無理な力を加えない。
・延長コードなどの接続可能な最大消費電力を超えて使用しない。
・異臭や変色などの事故の予兆を見逃さない。
・発煙や火花を見つけたら、コンセントから電源プラグを抜く。
触れないほど熱い場合はブレーカーを落とす。