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新型コロナウイルスの健康不安に便乗した、悪質商法・詐欺が新たに発生しています。
手口の一部をご紹介しますので、被害にあわないようご注意ください。
【事例1】電話で、「行政の委託で消毒に行く」といわれた
業者から「新型コロナウイルスの感染を防ぐために、
行政からの委託で消毒に回っている」と電話があった。
また、投げ込みチラシで消毒の予告があったが、有料のようだ。
◆アドバイス◆
「行政から委託された」という電話や訪問、広告チラシなどには反応しないようにしましょう。
個人情報や所在の確認は、訪問販売などに悪用される危険性があります。
また、市役所など行政機関の職員が非通知の電話で連絡をすることはありません。
少しでも怪しいと感じたら、電話を切り、応じないようにしましょう。
【事例2】「不況になる。金が値上がりする」と投資を勧誘された
突然自宅を訪問してきた業者に、
「新型コロナウイルスの流行で世界中が不況になる。
金を買っておけば必ず値上がりする。
今のうちに金を買う権利を申し込んだほうがいい」と勧誘された。
◆アドバイス◆
感染症拡大による経済活動への影響を口実にした投資の話は、安易に信用すると危険です。
少しでも怪しいと思ったら、その場できっぱりと断り、絶対にお金を払ったり、
契約したりしないようにしましょう。
今後、新たな手口が現れることがあります。
根拠のないうわさで混乱せずに、正確な情報に基づいて冷静に行動しましょう。