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リチウムイオン電池などの充電式電池は、携帯電話、デジタルカメラ、電子タバコ、コードレス掃除機などに使用されています。充電式電池は、強い衝撃や圧力が加わることで、破損や変形によって発火することがあります。宇治市のもえないごみを搬入し、破砕処理や選別を行っている城南衛生管理組合「リサイクルセンター長谷山」では、毎日のように充電式電池などが原因の火災が起こっています。
リチウムイオン電池などの充電式電池はごみとして出せませんので、購入店に相談するか、回収協力店にお持ちください。
これら充電式電池が内蔵された製品も購入店に相談されるか、市役所、公民館、コミュニティセンターなどに設置している小型家電回収箱にお出しください。
※回収協力店については、一般財団法人JBRCのホームページ<外部リンク>を参照してください。
リチウムイオン電池が押しつぶされ、ショート・発火するイメージ
発火原因となったデジタルカメラ 発火原因となった電子タバコ
【出典元:(公財)日本容器包装リサイクル協会】
充電式電池には、リチウムイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池などがあり、次のリサイクルマークがついています。
電式電池はリサイクルできる貴重な資源です。充電式電池は、市内の回収協力店へお持ちください。
【出典元:(公財)日本容器包装リサイクル協会】
公益財団法人日本容器包装リサイクル協会によると、リチウムイオン電池を含む電子機器がプラスチック製容器包装(プラマーク)として収集されたごみに混入し、プラスチックのリサイクル工場での発火トラブルが近年増加していて、全国の再生処理事業者での発煙・発火トラブル件数は、平成25年度32件であったものが、令和元年度1月末時点で256件となっています。リサイクル工場が全焼して事業が撤退に追い込まれたケースもあり、このままのペースで進めば、プラスチック製容器包装(プラマーク)のごみを処理しきれなくなることが心配されます。
リチウムイオン電池の発火が原因でリサイクル工場の建屋・設備が焼けてしまった事例
【出典元:(公財)日本容器包装リサイクル協会】