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第52回宇治市技能功労者表彰
令和5年度 第52回宇治市技能功労者表彰の受賞者
宇治市技能功労者表彰制度は、永く同一の職業に従事し、優れた技能を磨いてこられた方の功労を讃えることによって、技能水準の一層の向上を図るとともに、広く技能尊重の気運を高めることを目的として、昭和47年に制定されました。
毎年11月23日の勤労感謝の日に宇治市長による表彰を行っています。
令和5年度は、5職種5名の方々を宇治市技能功労者として表彰しました。
表彰者名
梅原 正哉 様 (調理職)
勝山 茂樹 様 (電気工事職)
黒川 勇 様 (大工職)
吉田 勝治 様 (製茶工職)
藤田 安藏 様 (建築塗装職)
梅原 正哉(うめはら せいや)様
京都の伝統的な加工寿司である京寿司や近代寿司と呼ばれる握り寿司、京野菜を使った箸休めなど、お客様が飽きずに楽しめる寿司屋を営んでおられます。「財産は金じゃなく人財である」をモットーに、カウンターという場を使いながら、様々な人との会話というコミュニケーションを大切に接しておられます。
勝山 茂樹(かつやま しげき)様
複数の資格を取得し、設計から工事まで全てご自身で行うことを強みとされ、福祉施設や体育館、ダンススタジオなど幅広い工事に携わっておられます。また依頼先から求められることや時代とともに変わるニーズに合わせて、日々の仕事に取り組んでおられます。
黒川 勇(くろかわ いさむ)様
数多くの現場で技術を習得し、建築の基礎を学ばれました。内装工事や耐震工事のほか、田舎建の新築や数寄屋建築なども手掛けてこられました。身につけた幅広い知識と経験を活かし、増改築などの現場でも施主からの要望に柔軟に対応されています。
吉田 勝治(よしだ まさはる)様
様々な品種を組み合わせる「合組」を得意とし、手触りなどの五感と経験を活かして荒茶の特性を引き出しておられ、手掛けたお茶は「柔らかくてまろやかで美味しい」と評判です。日本茶インストラクターの資格を持ち、小学校で講師を勤めるなど、教育活動にも携わられています。
藤田 安藏(ふじた やすぞう)様
社寺や住宅など幅広い現場で従事してきた経験を活かし、施主の要望に沿いながらも、周囲との調和も考えて専門的にアドバイスされています。依頼先に指定された色に合わせる「調色」作業を得意とし、色褪せた壁でも他の壁の色との調整を綺麗に仕上げられることから、高い評価を得ておられます。