うじらぼ　第3回「20代で起業という選択」【イベントレポート】

事業者・起業家・市民等の「人と人とが交流する異業種交流の場」を創り、新しい事業・アイデア・生き方・働き方等を生み出す研究所『うじらぼ』として、宇治市産業会館において各種イベントを開催します。

うじらぼ　第3回　「20代で起業という選択」

今回のイベントでは、20代で「起業」を選択された2名をゲストにお招きし、自社の事業内容、就職ではなく起業した経緯や今後の展望についてお話しいただきました。

その後、トークセッションでは20代の働き方や起業のきっかけ等、オーディエンスからの質問にも多数お答えいただき、「起業」に対する考えをそれぞれ共有して頂けたと思います。

　　日時　　：　令和2年1月21日（火）18時30分~20時30分（受付18時00分~）

　　会場　　：　宇治市産業会館1F　産業情報コーナー

　　内容　　：　ゲスト起業家による事業内容紹介

　　　　　　　　　トークセッション

　　　　　　　　　交流会

　　参加者　　：　18名（定員15名）

　　20代を中心に、起業を考えている方・学生・事業者の方・金融機関・教育機関等あらゆる方が参加されました。

　　ゲスト　　：　

先ずは、緊張を和らげるために、3人1組で「名前」「何をしている人」「来世は何になりたい？」等、対話をしていただきました。

前回同様、ほんの数分で場の空気が暖まりました！！

株式会社ツナグム 代表取締役 田村篤史　氏

第3回うじらぼのモデレーターを務めていただいた株式会社ツナグム 代表取締役 田村篤史さん！

大学卒業後、東京で人材系企業に就職。その後、京都へUターンし28歳で起業をされました。

「人と人、人と場のつながりを紡ぐ」をコンセプトに、人に関わる問題・課題と場所に関わる問題・課題を解決する事業をされています。

具体的には、京都に移住したい人と地域（居）・企業（職）・物件（住）をつなぐ『京都移住計画』というプロジェクトや、西陣にある築100年の町家を利用した起業支援拠点の運営・企画など、対話を通じて人と人、異なる場所の「あいだ」に立ちその「あいだ」から両側をつなげる取組みをされています。

株式会社RE－SOCIAL　代表取締役　笠井大輝　氏

現在、龍谷大学4年生（22歳）の学生起業家さんです！

昨年11月に、笠置町でジビエ（野生鳥獣肉）の加工・流通会社を同じゼミ生3人で立ち上げられました！



笠井さんは、少年の頃から「大人になったら何か社会のためになることがしたい！」という想いがあり、地域課題・社会問題を実践的に学び方策を考える政策学部に入学。

大学1年生の頃、1か月間フィリピンのスラム街での生活を経験し、帰国後「捨てられているけど価値があるもの」に目が向くように…。

その中で、獣害被害を受ける人と粗末に扱われる野生動物の命、この二つの課題を解決するために、「学ぶより実践しないと何も変わらない！」と就職ではなく起業を決心。

目標はジビエの海外輸出！と目を輝かせておっしゃっているのが印象的でした！

株式会社千休　代表取締役　久保田夏美　氏

昨年3月に創業。抹茶専門の商品販売・プロデュース・紙面、メディアでの企画等、東京で高級宇治抹茶ブランド“千休”を展開されています。



大学時代はブロガーとして活動。卒業後、データ分析のベンチャー企業に就職しエンジニアとして働かれていたそうです。

そんな中、幼いころから抹茶が好きすぎて「抹茶で起業しよう！」と決意し、副業がだんだん本業に変わったという形態。実は月に一度は宇治に来られているみたいです…。

単に抹茶という商品を売るのではなく抹茶コミュニティをつくり抹茶の価値を提供されています。



祖父、父も経営者という血筋！体育会出身ということもあり、考えながらやり切るという気合い派！今後のご活躍が楽しみです。

トークセッション　モデレーターの田村さん×ゲスト起業家×オーディエンス！！

参加者の皆さんには、気になることや聞きたいことをTweetカードに記入し投稿してもらいました！　

・好きな仕事をしていくうえで嫌いにならなかった？

・今の仕事をずっと続けていくの？

・起業前に準備したこと、しておけばよかったことは？

・起業して今は楽しい？

・周りの反対をどう説得したの？

　など、答えきれないほど沢山の質問を投稿していただきました！

トークセッション後はうじらぼお決まりの交流タイム！

たくさん食べて飲んで話して、大盛況でした。

最後は皆さんで記念撮影！

閉会後も皆さんずっと話されており、今回も楽しい会になりました。

今回で3回目となった「うじらぼ」は、毎回テーマを変えながら不定期に開催していきたいと思っております。

人と人がどんどん繋がって、挑戦を応援できたり、新しい何かが生まれる場になっていくようがんばっていきますので、今後ともご協力お願いいたします。

このイベントが気になる方は、是非一度イベントに足を運んでください！！