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【教育長メッセージ】2学期を迎えるにあたって(児童生徒の皆さんへ)

印刷ページ表示 更新日:2021年8月20日更新 <外部リンク>

 2学期(がっき)を迎(むか)えるにあたって

児童生徒(じどうせいと)の皆(みな)さん

  皆(みな)さん、夏休(なつやす)みはいかが過(す)ごされていますか。今年(ことし)の夏(なつ)も、暑(あつ)かっただけでなく、新型(しんがた)コロナウイルスへの感染(かんせん)が拡大(かくだい)したことで、たくさんの人(ひと)が楽(たの)しみにしていたことができなくなって、残念(ざんねん)な思(おも)いをしたことでしょう。また、ずっと家(いえ)にいなくてはならなかった人(ひと)は、さぞかし辛(つら)い思(おも)いをしたことでしょう。

 でも皆(みな)さん、東京(とうきょう)オリンピックで世界中(せかいじゅう)の選手達(せんしゅたち)が見(み)せたベストを尽(つ)くす姿(すがた)、負(ま)けそうになっても最後(さいご)まであきらめなかった姿(すがた)を思(おも)い出(だ)してください。ソフトボールの上野由岐子選手(うえのゆきこせんしゅ)は「投(な)げられなくなるまで、絶対(ぜったい)に投(な)げてやる。」と戦(たたか)う姿勢(しせい)を貫(つらぬ)きました。絶体絶命(ぜったいぜつめい)のピンチを大逆転(だいぎゃくてん)勝利(しょうり)した卓球混合(たっきゅうこんごう)ダブルスの伊藤美誠選手(いとうみませんしゅ)は、「水谷選手(みずたにせんしゅ)とだから勝(か)てた。」と最後(さいご)まであきらめずに声(こえ)をかけてくれたペアに感謝(かんしゃ)していました。そして、競泳(きょうえい)の池江璃花子選手(いけえりかこせんしゅ)は、白血病(はっけつびょう)を乗(の)り越(こ)えて奇跡(きせき)の復活(ふっかつ)をとげ、女子(じょし)400mリレーに出場(しゅつじょう)。「一度(いちど)はあきらめかけた東京(とうきょう)オリンピック。リレーメンバーに選(えら)ばれて決勝(けっしょう)に残(のこ)れて本当(ほんとう)に幸(しあわ)せだなと思(おも)いました。」と感動(かんどう)の涙(なみだ)。たくさんの選手達(せんしゅたち)が想像(そうぞう)を絶(ぜっ)する試練(しれん)を乗(の)り越(こ)え、大会(たいかい)に参加(さんか)し、私(わたし)たちに感動(かんどう)と勇気(ゆうき)を与(あた)えてくれました。

 来週(らいしゅう)から2学期(がっき)が始(はじ)まります。皆(みな)さんも、コロナに負(ま)けない気持(きも)ちで、マスクの着用(ちゃくよう)や手洗(てあら)い、換気(かんき)につとめ、人(ひと)がたくさん集(あつ)まるところへはなるべく行(い)かないようにするなど、コロナ対策(たいさく)をしっかりと行(おこな)い、元気(げんき)な姿(すがた)で登校(とうこう)してくるのを楽(たの)しみにしています。

 

令和3年8月20日
宇治市教育委員会
教育長 岸本 文子


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