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第9回 紫式部のように物語を書いてみたい!
一所懸命を発信中(市政だより令和5年3月15日号掲載)
宇治に縁のある人・団体等の一所懸命を紹介します。
みんなで宇治をもっと素敵な街にしましょう!
第9回 紫式部のように物語を書いてみたい!
宇治市では、令和4 年度に紫式部市民文化賞をリニューアルし、作者が30 歳未満で今後に期待する作品に贈る「ユース賞」を新設しました。
第32 回紫式部市民文化賞 「ユース賞」初代受賞者の小嶋 彩加(こじま あやか)さん(中学1年生)にお話を伺いました
物語を書くのは今回が初めて
紫式部市民文化賞に作品を応募してみようと思ったのが、今回初めて物語を書くきっかけとなりました。「源氏物語」をマンガで読み、紫式部のように物語を書けたらいいなと思っていました。今回、受賞して1つステップを踏み出せたように思います。
いろいろな人に読んでほしい
受賞したことを聞いて始めはすごく驚いたけど嬉しかったです。応募することを家族に伝えていなかったので、家族もすごく驚いていました。物語を書くとき、友だちからアドバイスをもらいました。受賞作品は、まだ周りの人には見せていないけれど、今後はいろいろな人に読んでもらいたいと思います。
本を読んで想像する世界を楽しむ
小学生の頃は1 カ月に10 冊くらい、今でも5 冊くらい読んでいます。学校の図書室や市の図書館で本を借りることが多いです。小さい頃から親に本を読んでもらうのが好きで、物語から自分で想像することを楽しんでいました。
これからも書き続けたい
自分の中でため込むのではなく、日常で思い付いたことを書き留めて、物語を作っていきたいです。音楽も好きなので、音楽と物語を連動させてみたいと思っています。
小嶋さんの受賞作品 小説『思い思い描く、たった一つの青く光る一瞬の煌めきを』
作品紹介と講評