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この計画は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)第6条の規定に基づき、ごみの減量化や適正処理等を進めるために策定するものです。
令和元年(2019年)度から概ね10年間としています。
「共生の環~未来のために循環型社会を目指して」
私たち人類が進めてきた大量生産・大量消費型の経済社会活動は、生活様式の多様化や利便性の向上をもたらす一方で、大量廃棄型社会として地球環境への負荷を増大させてきました。その結果、自然破壊、地球温暖化、天然資源の枯渇など、地球的規模での環境問題を生じさせています。
私たちには、かけがえのない地球環境を守り、未来の子ども達へと引き継ぐ義務があります。
私たち1人1人がそのことを自覚し、地球環境への負荷を低減するために、ものを大切にする文化を育み、循環型社会の形成に向けて、取り組みを進めなければなりません。
基準年度 平成29年度(2017年度) |
目標年度 令和10年度(2028年度) |
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家庭系ごみ(可燃ごみ及び不燃ごみの合計) 1日1人あたり平均排出量 |
29,914t/年 436g/人・日 |
27,520t/年 400g/人・日 |
事業系ごみ 1日あたり平均排出量 |
12,847t/年 35.2t/日 |
12,301t/年 33.7t/日 |
リサイクル率(集団回収含む) | 22.3% | 25% |
SDGsは国連で採択され、日本も国として積極的な参加を位置づけている世界的な目標となっています。2030年とされているSDGsの目標期間も本計画とほぼ同時期となります。特に、SDGsを受けて日本が具体的に取り組むとした項目の中に、循環型社会の構築、食品廃棄物の削減や活用、海洋ゴミ対策の推進等が含まれており、宇治市としても国際的な動きや国の考え方を注目しながら、基礎自治体の一つとして、貢献できるように努めます。