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生活支援体制整備事業の推進
~自分たちが住む地域は自分たちの手で~
誰もが、住み慣れた地域で、最後まで、生きがいや尊厳を持って
暮らせるように、「他人事」ではなく、
「自分事」として、”お互いさま”の地域をつくりませんか?
生活支援体制整備事業とは?
2015年 介護保険制度は大きく改正されました
団塊の世代が後期高齢者となる2025年から少子高齢化はさらに進む↑
高齢者が増える一方で、支え手となる若年世代は減少↓
高齢者が増えると介護を必要とする人も増えると見込まれます。一方で、介護を担う若者の人口は減少しています。
↠若い人だけでは支えることが困難に
↠元気な高齢者が『支え手』側に
元気な高齢者は、できることは支える側として活動
↠『介護予防』に取り組み、『健康長寿』を目指す
趣味活動・ボランティア活動など、『社会参加』することが介護予防にもつながります。
支援や介護が必要になっても、住み慣れた地域で生きがいを持ちながら暮らし続けられる地域
住んでいて良かったと思える地域
そんな地域にするために、住民の皆さんやNPO、民間企業など、多様な主体が力を合わせて 「地域づくり」 をする
これが、『生活支援体制整備事業』です。
なぜ、今、支え合い?
「他人ごと」ではなく、「自分ごと」として 主役は、地域の住民の皆さま!
『少子高齢化』という言葉はよく聞かれると思います。
団塊の世代が65歳以上になったのが2015年。75歳以上になるのが2025年です。さらに、その後も高齢化は進展すると予測されています。2010年には65歳以上の高齢者1人を2.6人で支えていたものが、2025年には1.8人、約40年後の2060年には1.2人で1人を支えていかなくてはならないと言われているのです。
このような現状を踏まえて、地域の住民の皆さんをはじめ、民間企業やNPO、ボランティアなどの多様な主体が連携しながら、地域における高齢者支援の活動を生み出し、参加する高齢者の更なる生きがいや介護予防を推進することを目的に、生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)の配置や地域の支え合い仕組みづくり会議(協議体)を設置します。
本市では、平成29年度より生活支援コーディネーターを配置し、地域の皆さんと共に支え合いのある地域づくりの推進に取り組んでいます。
これからは、社会全体で支え合う「地域コミュニティ」の再生のため、地域で暮らす皆さんが、誰かの困りごとを「他人事」として捉えず、「いずれは自分ももしかして」という、「自分事」として主体的に取り組む必要があります。
これからの宇治市
2025年
団塊の世代が75歳を迎え、支援を必要とする人が増加
でも、これって・・・知識と経験のある方がいっぱいいるってことではないでしょうか!
では、これから必要なことは?
- 住民の一人ひとりが、人や地域とつながること!
- 元気な高齢者は役割・生きがいを見つけること!
- 健康寿命を延ばすこと!
この事業の目的は?
地域全体での支え合いを拡げる
誰もが住み慣れた地域で、生きがいを持ちながら、安心して暮らしていけるよう、住民の皆さん、民間企業、NPO等と連携し、地域全体で支え合う体制づくりを目指します。
この町に、「住んでいて良かった」と思える
『思いやり』、
『支え合い』、
『助け合い』のある地域づくりを住民の皆さんと共に進めていきます。
生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)
Q1 生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)は何をする人?
生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)は、地域に出向いて、地域にどんな『お宝(何気ない支え合いなど)』があるのか、また、どんな困りごとがあるのかを把握し、地域の皆さんの支え合い活動や、困りごとの解決に向けての話し合いをサポートをします。
生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)は、地域の人と人、活動、場所をつなげ、活動を応援します!
Q2 生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)は、どこにいるの?
本市では、下記の法人に生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)を配置し、支え合いの輪を広げる取り組みに全力を注いでいます。
- (一財)宇治市福祉サービス公社 0774-28-3154
- (社福)宇治市社会福祉協議会 0774-22-5650
Q3 生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)は、どのような活動をしているの?
- 地域に出向いて、サロンや地域の集まりに参加させてもらっています
- 地域にある様々な活動や助け合い活動など、『お宝』を探しています
- 活動と活動をマッチングします
- 活動の情報を提供します
- 地域の課題の解決に向けてのお手伝いをしています
- 地域に不足する担い手養成の講座を実施しています
- 支え合いや通いの場などの取組の立ち上げの支援をしています
生活支援コーディネーターと学ぶ 「気にかけ合う地域づくり勉強会」
「助けて」 「おおきに」 「お互いさま」 と お互いに気がねなく、助け合い・支え合いができる。
生活支援コーディネーターと一緒に、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることのできる、そんな支え合いの地域づくりを考えてみませんか?
地域での集まりなどに生活支援コーディネーターがお伺いします。気軽にお声かけください。
地域でのサロンや会議などの少しのお時間をください。時間は30分程度ですが、ご希望に応じて時間の調整は可能です。
気にかけ合う地域づくり勉強会ご案内ちらし [PDFファイル/355KB]
協議体(地域の支え合い仕組みづくり会議)
支え合い活動を広げるための多様な主体のチーム
Q1 協議体(地域の支え合い仕組みづくり会議)は何をする場?
多様な主体がメンバーとなって、支え合い(互助)の取組を推進します。
協議体には、市全域について話し合うメンバー《第1層協議体》と日常生活圏域等の小さい単位で話し合うメンバー《第2層協議体》があります。
第1層協議体は、第2層協議体で解決できない課題や、市全域での取組にかかわる課題について、話し合います。
皆さんの地域でも、「目指す地域像」を目標に、一緒に話し合いませんか?
Q2 どのようなメンバーで話し合うの?
第1層協議体構成コアメンバー(構成メンバーは、話し合う内容によって、新たに加わる場合もあります。)
- 宇治市
- (社福)宇治市社会福祉協議会
- (社福)くらしのハーモニー
- (社福)宇治明星園
- (社福)不動園
- (社福)一竹会
- (一財)宇治市福祉サービス公社
- (公社)宇治市シルバー人材センター
- 京都やましろ農業協同組合
- 京都生活協同組合
- 宇治市連合喜老会
- NPO法人カフェ頼政道
- 若葉台自治会助け合い委員会
- 槇島さろん連絡会
- ユニ宇治マンション生活サポート隊
- 全国ボランティアナースの会「キャンナス宇治」
- 温かなご用聞きねっと『たんぽぽ』
- 宇治ボランティア活動センター
- 傾聴ボランティアサークル『かかし』
- サポートセンター『きんと雲』
- 宇治市健康長寿サポーター
- 宇治市生活支援コーディネーター
第2層協議体
皆さんの地域の多様な主体で構成します。
例えば、
- 地域住民、地域で活動する自主グループ
- 民生児童委員
- 学区福祉委員
- 自治会、町内会
- NPO法人
- 民間事業所
- 介護保険事業所
- (社福)社会福祉協議会
- 地域包括支援センター
- 宇治市生活支援コーディネーター
- 宇治市
第2層(日常生活圏域、自治会・町内会、地域の小さい単位)で
『地域づくり』に向けての取組が広がっています
木幡北畠地域での取組 ~北畠ラルゴ木幡(キラコ)~
木幡北畠地域で、地域住民を中心に生活支援コーディネーター、地域包括支援センター、宇治市社会福祉協議会、市長寿生きがい課が集まって、つながり合う地域づくりを目指してワイワイと楽しく協議を重ねています。
北畠ラルゴ木幡通信
- 北畠ラルゴ通信 [PDFファイル/694KB]
- 北畠ラルゴ木幡通信1-2 [PDFファイル/443KB]
- 北畠ラルゴ木幡通信2 [PDFファイル/1.02MB]
- 北畠ラルゴ木幡通信3 [PDFファイル/1.22MB]
- 北畠ラルゴ木幡通信4 [PDFファイル/1.55MB]
- 北畠ラルゴ木幡通信5 [PDFファイル/877KB]
- 北畠ラルゴ木幡通信6[PDFファイル/862KB]
「市長とにぎわいミーティング」 と「ぶらきらこ 北畠、檜尾地域を知ろう みんなで散策、健康づくり」を開催しました。
松村市長と18名の地域住民たちと共に、木幡北畠、檜尾地域を散策し歴史の勉強をしました。散策後は、木幡北畠集会所で参加しての感想や地域での困りごとなどの意見交換を行いました。
と き : 令和3年6月25日 金曜日 10時から正午
場 所 : 木幡北畠集会所 北畠、檜尾地域
内 容 : 「市長とにぎわいミーティング」
「ぶらきらこ」の前に、市長が市民活動の場に赴き、地域を取り巻く状況や日頃の活動について、地域住民と対話形式で行いました。]
にぎわいミーティング集合写真 [その他のファイル/2.73MB]
にぎわいミーティングの様子 [その他のファイル/2.14MB]
「北畠ラルゴ木幡(ラルゴ)のメンバーと松村市長と共に、北畠、檜尾地域を歴史探訪」
槇島町(紫ヶ丘)での取組 ~やまびこ~
槇島町にある『紫ヶ丘』の地域で、地域住民を中心に生活支援コーディネーター、槇島地域包括支援センター、長寿生きがい課が集まって、買い物支援など、地域課題の解決に向けた話し合いの場が生まれました。
やまびこ~紫ヶ丘を住みやすく会~ イメージ [PDFファイル/247KB]
「第5回宇治市健康長寿フェス2021~Withコロナ社会における人と人とのつながりを問い直す~」の動画を配信します。
新型コロナウイルス感染症対策のため、令和3年2月20日土曜日に無観客で行いました「第5回宇治市健康長寿フェス2021」について、動画を作成しましたので公開します。
開催日:令和3年2月20日 土曜日
概 要:
地域活動団体の取組発表や地域活動の意義・効果についての講演などを行う「宇治市健康長寿フェス」。第5回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症対策のため、無観客で行った取組発表と事前収録した基調講演を動画で配信します。
新しい生活様式の中で、地域のつながりを切らないために私たちは何をすべきなのか、またどのようなことができるのか、みんなで考えましょう。
- その1
- 開会あいさつ:宇治市長
- 地域活動の紹介
・つどいのえまり(笑舞利)~コロナ禍だからこそ、活動の意味
発表者:代表 北川 千枝子氏
・北畠ラルゴ木幡 ~お互いに「困った」や「助けて」が言える、「大丈夫?」と声かけができる地域づくり~
発表者:石﨑 利壽氏
東宇治北地域包括支援センター 園村 雅裕氏
- その2:
- 基調講演:~今だからこそ、つながりの大切さを実感‼~ つながり続ける各地の取り組み
講師:医療経済研究機構 主席研究員 さわやか福祉財団 エグゼクティブアドバイザー 服部 真治氏
2.閉会あいさつ:宇治市地域の支え合い仕組みづくり会議座長 初田 隆史氏
動画はこちら ↓