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平成29年3月26日(日曜日)に、宇治公民館3階大集会室にて、二子山古墳フォーラム「宇治二子山古墳と大王の時代」を開催しました。
定員200名のところ、定員を超える方々にご来場いただきました。
宇治二子山古墳は、宇治橋東側の宇治川を見下ろす山上に5世紀代に築かれた、2基の大型円墳です。昭和43年春の発掘調査でヨロイや多量の刀剣類等の鉄製武器、銅鏡や玉類などの豊富な副葬品が発見され、古墳時代中期の宇治を支配した首長の古墳であることが判明しました。ちょうどこの時代は、記紀によれば応神天皇の皇子である菟道稚郎子が宇治に宮を営んだと伝えられる時にあたり、両者の関係はたいへん注目されるところです。
この宇治二子山古墳と宇治の美しい自然を未来に伝える取り組みを進める宇治市では、古墳研究で活躍される先生方をお招きし、宇治二子山古墳をめぐるフォーラムを開催しました。古墳の保存を検討するために行った平成28年度の発掘調査の成果報告や、ディスカッションを行いました。
当日の様子
H29.3.26二子山古墳フォーラム資料[PDFファイル/15MB]
当日の資料はこちらからダウンロードできます。