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「松殿跡」発掘調査現地説明会を開催しました

印刷ページ表示 更新日:2013年3月9日更新 <外部リンク>
  • 開催日時 : 平成25年3月9日(土曜日) 午後1時~2時半
  • 場所 : 宇治市木幡南山(JR・京阪 木幡駅から東へ徒歩約20分)
       ※私有地内(松殿山荘)のため、現在は関係者以外の立ち入りはできません。
  • 来場者数 : 約250人

説明会の様子の画像1
説明会の様子

説明会の様子の画像2
説明会の様子

財団法人松殿山荘茶道会(しょうでんさんそうちゃどうかい)の所有する松殿山荘(しょうでんさんそう)のある場所は、平安時代後期に関白・藤原基房が造営した邸宅「松殿(まつどの)」の跡地と伝えられており、平安貴族に関する数少ない別業遺跡として、重要な遺跡であると考えられます。

宇治市では遺跡の保存措置を検討するために、内容や遺存状況を確認する目的で発掘調査を行いました。
松殿跡はこれまで発掘調査が行われたことがなく、今回が初めての発掘になります。

調査では山頂を巡る土塁状の高まりの一部を発掘し、土塁であることを確認しました。通常の平安貴族の邸宅は敷地の周囲を築地塀が巡りますが、松殿跡では土塁が巡る特異な構造であることが判明しました。土塁の築かれた年代等、遺跡の全容解明には今後さらなる調査が必要です。

発掘調査現地説明会資料

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