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過剰服薬(オーバードーズ、OD)の危険性について
市販薬のオーバードーズ(過剰摂取、OD)とは?
薬局やドラッグストアなどで購入できる風邪薬や咳止め薬(市販薬)などを大量・頻回に(over)服薬(dose)することです。
かぜ薬や咳止め薬などを、かぜや咳の症状を抑えるためではなく、感覚や気持ちに変化を起こすために大量に服用することを指して、「オーバードーズする」「ODする」などと言われています。
最近、10代~20代の若者を中心に、市販薬の大量服用による急性中毒や死亡事例などが社会問題となっています。
中には小学生が体調不良を訴え、救急搬送される事案も発生しています。
医薬品は、安全に効果を発揮するために、用法・用量が決められています。
市販薬であっても、この決まりを守らずに服用すると、健康被害が起こったり、依存症となってやめられなくなることに加え、最悪の場合は死に至ることもあります。
身近な人に話すのが難しければ、専門家に相談できる窓口があります。
市販薬の過剰摂取がやめられない方は、一人で抱え込まずご相談ください。
相談はオーバードーズをしている本人でなくても相談することができます。
まずは医療機関や精神保健福祉センター、保健所等に相談し、専門家のアドバイスを得ることが大切です。
◎きょう-薬物をやめたい人-のホッとライン
薬物依存の当事者やそのご家族・ご友人のための電話相談窓口
電話:075-644-7184(NPO法人京都ダルク内)
相談日時:月曜~金曜 午後1時~4時(祝日、12月29日~1月3日を除く)
きょう-薬物をやめたい人-のホッとライン<外部リンク>
◎京都府こころのケアセンター
電話:0774-32-5885
相談日時:月曜~金曜 午前9時~12時、午後1時~3時(祝日、年末年始を除く)
京都府こころのケアセンター(外部リンク)<外部リンク>
◎京都府精神保健福祉総合センター
電話:075-645-5155
相談日時:月曜~金曜 午前9時~12時、午後1時~4時
◎山城北保健所福祉課
電話:0774-21-2193
関連リンク
・京都府ホームページ<外部リンク>
・厚労省ホームページ<外部リンク>