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花粉症の症状や治療について
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更新日:2024年2月1日更新
花粉症とは
花粉症は、体内に入った花粉によって引き起こされる免疫反応です。
一般的に、免疫反応は身体にとって良い反応ですが、その反応が過剰になり、生活に支障を来すなど、身体にとってマイナスに働いてしまう反応をアレルギーと言います。
花粉症の場合は、身体が花粉を外に出そうとするために、「くしゃみ」で吹き飛ばしたり、「鼻水」や「涙」で花粉を洗い流そうとします。その他、「皮膚が荒れる」、「咳やぜんそくが起こる」などの症状がみられます。
花粉症を発症するまで
花粉が体内に入ってもすぐに花粉症になるわけではありません。
アレルギー素因を持つ人の身体の中に花粉が入ると、花粉(抗原)に対し、抗体が作られます。人によって期間が違いますが、数年から数十年にわたって花粉を浴び、抗体が十分な量になると、くしゃみや鼻水、涙などの花粉症の症状が現れます。これが花粉症の発症です。
花粉症の予防・治療
花粉症の発症を遅らせたり、症状を緩和させるために、日常生活で以下の点に注意しましょう。
- 花粉の飛散状況を把握して行動しましょう。
- 花粉を避ける予防グッズ(マスク・メガネ・帽子・手袋・衣類等)などを活用しましょう。
- こまめな室内の掃除や外出後の手洗い・うがい・洗顔などで、花粉を家や身体の中に入れないようにしましょう。
- 規則正しい生活、バランスの良い食事を心がけましょう。
花粉症の治療について
- 花粉症の治療には、薬物による対症療法があり、花粉の飛散開始前または症状の極軽い時期から薬物を予防的に内服すること(初期療法)によって、症状をコントロールしやすくなります。また、花粉症の治療に伴う眠気やだるさは、治療薬の種類を変えることで改善することがあります。
- 対症療法の治療効果が乏しい場合、アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法または皮下免疫療法)によって症状が改善する可能性があります。必要に応じて、アレルギー診療を標榜している医療機関やアレルギー専門医に御相談ください。
花粉症の解説動画について
- アレルギーポータルでは花粉症をはじめとしたアレルギー疾患の症状や治療の解説動画を公開しています。
アレルギー動画集<外部リンク>(「花粉症」及び「舌下免疫療法」の動画があります。)
花粉症対策(スギ花粉症について日常生活で出きること)
花粉症対策リーフレット (厚生労働省・環境省)
関係リンク集
- アレルギー疾患<外部リンク>(京都府)
- 環境省花粉情報サイト <外部リンク>
- 花粉症(アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎)<外部リンク>(アレルギーポータル)
- 林野庁スギ・ヒノキ花粉に関する情報<外部リンク>
花粉症に関する資料
- 花粉症環境保健マニュアル<外部リンク>(環境省)
- 花粉症対策リーフレット (厚生労働省・環境省)
- 花粉症対策の全体像 (令和5年5月30日 花粉症に関する関係閣僚会議決定)
- 花粉症対策 初期集中対応パッケージ(令和5年10月11日 花粉症に関する関係閣僚会議決定)