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ガソリン等の危険物の取扱いにご注意!
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更新日:2019年11月5日更新
ガソリン等の危険物を保管や取扱いされる場合はご注意ください。
平成25年8月15日、京都府福知山市の花火大会会場で多数の死傷者を出す火災が発生しました。
花火大会や祭り等の多数の観客等が参加する行事において火災が発生すると、被害が甚大となるおそれがあります。
特に火気を使用する場合の防火安全対策が重要で、中でもガソリン等の危険物の取扱いや保管には細心の注意が必要です。
ガソリンの保管や取扱いについては、必要な消火用具を準備し、次のことに注意してください。
保管容器
- ガソリンの携行は、専用の金属製携行缶が適しており、灯油等で使用する樹脂製の容器の使用は火災危険が高くなり適していません。
- セルフスタンドで利用者が自らガソリンを容器に入れることはできません。
- 容器を使用する前は、本体及び各部品に破損や劣化の異常がないことを確認してください。
- 本体や各部品に異常が見られた場合は、直ちに使用を中止し、必ず部品を交換してください。
ガソリン携行缶(20リットル)
金属製容器の保管時の注意事項
- ガソリンは静電気が蓄積しやすい液体なので、消防法令に適合した金属製容器で保管してください。
- 保管する場合は、火気や高温部から離れた直射日光の当たらない通気性の良い床面で保管してください。
ガソリンを注油する際の注意事項
- ガソリンは引火点がマイナス40℃と低く、火気や高温、静電気で引火するので、周囲の安全を十分に確認してください。
- 容器を開けるときは、圧力調整弁操作等、取扱説明書に従って漏れや溢れ、飛散が起こらないように慎重に取り扱ってください。
- 発電機等へ補給する際は、機器を使用しながらの補給は行わないでください。
- 可燃性蒸気が低所に滞留するので、風通しの良い屋外で注油してください。
- 注油の際は、万一こぼれても周囲や人体に危険を及ぼさない安全な場所で行ってください。