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朝一番の水は、飲み水以外にご使用ください
朝一番や旅行などで長期間使用していない水道水は、各家庭の給水管内に滞留している間に、残留塩素の消毒効果が少なくなることがあります。
通常の使用状態では問題ありませんが、長期間使用されなかった水道水は、念のためバケツ1杯程度(約10リットル)を飲み水以外にお使いいただくことをおすすめいたします。
鉛製給水管について
おおよそ平成2年以前に建築された家屋では、鉛製給水管が使用されている可能性があります。(おおよそ平成3年以後に建築された家屋であっても、建築時に配水管から水道メーターの間の給水管工事をしていない場合、鉛製給水管が使用されている可能性があります。)
鉛製給水管を使用されている場合でも、通常の使用であれば、水質基準に適合しており安全性に問題はありません。ただし、長期間水道水を使用されなかった場合は、給水管に残っている水の塩素による消毒効果が少なくなることや鉛がわずかに溶出することがあります。
長期間水道水を使用されなかった場合は、水の使い始めにバケツ1杯程度(約10リットル)を飲み水以外(水洗トイレや植木の水やりなど)にお使いいただくことをおすすめいたします。
上下水道部の取り組み
給水管は個人の財産であるため、管理は所有者の責任により行うという原則がありますが、現在、上下水道部では以下の工事を行う際に鉛製の給水管を塩化ビニル製などに取り替える工事を行い、鉛製給水管の解消に取り組んでいます。
- 道路工事や公共下水道工事などに関連して水道工事を行うとき
- 配水管から水道メーターまでの間で漏水している鉛製給水管を修繕するとき
- 配水管等の取替工事を行うとき
ごく稀に、宅内の水道管にも鉛管が使用されている場合があります。そのような場合は、お客様にて修繕・取替えを行ってください。