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令和7年1月6日 市長年頭職員訓示

印刷ページ表示 更新日:2025年1月6日更新 <外部リンク>

年頭 職員訓示

皆さん、明けましておめでとうございます。

さて、年末年始、皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか。私は9日間という休みの中、大変ゆっくりとさせていただきました。年末に挨拶した際は、皆さんに「仕事のことは横に置き、リフレッシュしてくるように」とお話しさせていただきました。

今年は、12月議会が年明けからスタートとなり、さっそく今日から答弁調整が始まります。引締めて、この1年取り組んでまいりたいと思っております。

この年末年始、改めて第20代宇治市長としての重責やこれから取り組まなければならないことに対しての思いを熱くいたしました。

今日こうして皆さんとともに新しい年を迎えることができたのは、皆さんに協力いただき仕事を一緒にしてこられたこと、それが一番大きいと感じています。改めて皆さんに感謝を申し上げたいと思います。

さて、昨年1年を振り返りますと、やはり考えるのは、1月1日に起こった能登半島地震だと思います。能登半島地域は、9月には豪雨災害にも見舞われました。年末にようやく仮設住宅が完成しましたが、状況は依然として厳しく、1日も早い復興復旧を心から願っているところです。

そして、百数十人の職員が能登半島地震に対しての支援にあたっていただきました。今年は、その経験を防災や減災の取組にしっかりと活かしていきたいと思っております。

その一方で、大河ドラマの放送や任天堂ミュージアムの開館、また、萬福寺の三棟が国宝に指定されるなど、宇治のまちがさらに元気になるようなニュースもありました。あわせて、お茶の関連では、農林水産大臣賞と産地賞の受賞など、大変うれしいニュースがあった年でもありました。

12月19日の初登庁の際に皆さんに訓示として様々な気持ちをお話しさせていただきました。改めて、皆さんとともに仕事をすること、そして、昨年までの宇治のにぎわいや活力、その流れをとめることなく進めていくことについては、ここで皆さんとともに共通の理念にしたいと思っております。

今年は第6次総合計画中期計画の総仕上げの年になります。ここにいる一人ひとりが自覚を持って仕事に取り組んでいただくことを切に願っております。

毎年恒例となっている四字熟語です。これは京都府で部長をしていた時から1年間の自分の取り組む姿勢を四字熟語で表し、手帳にも書いて、自分の行動への後押しの一つとしていますが、今年は改めて4年前に戻りたいと思います。

初心を忘れることなく、「宇治市におけるまちづくりをしたい。」という思いを込めて、この1年間仕事をしていきたいと思っております。だからこそ、4年前と同じ「剛毅果断(ごうきかだん)」にしました。この言葉には強い信念を持ち思い切って行動していくという意味があります。

この4年間、常に強い気持ちを持って判断していく、行動していくということを私自身ずっと言い続けてきました。そして、今年は4年前の気持ちに立ち戻り、宇治で何をしたいのか、何をやるべきなのか、その原点に返って行動していきたいと思います。

そのために、これも4年前、皆さんにお願いしたものですが、同じ思いをもって、心を一つにして動いていくという意味の「和衷協同(わちゅうきょうどう)」を改めて皆さんにお願いしたいと思っております。

この1年間、「皆さんと一緒に宇治のまちづくりをしたい。」という思いを強く持って私自身取り組んでいきたいと思っております。

今年は蛇年、十干十二支で言いますと「乙巳(きのとみ)」になります。乙巳(きのとみ)は、「努力を重ね、物事を安定させていく、努力してきたことが一気に伸びる年」という意味を持ちます。この4年間、皆さんと築き上げてきたものをさらに高いところへと積み上げていきたいと思っております。

本日お集まりいただいているのは、部長をはじめ、管理職の方々がほとんどだと思います。一人ひとりが職員をしっかりと育て上げることにも注力していただきたいと思っております。そして、この1年間、皆さんとともに仕事に取り組んでいきたいと思います。この1年、どうぞよろしくお願いいたします。

 

令和7年市長年頭訓示​​   


令和7年1月6日
宇治市長  松村 淳子