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宇治市第2次人権教育・啓発推進計画
本市では、お互いの人権が尊重され、人間性豊かで平和な社会の実現に向けて、宇治市人権教育・啓発推進計画を策定し、人権問題の解決に向けて取り組んできました。
しかし、依然として私たちの周りには部落差別(同和問題)や女性、障害のある人、外国人、患者等の人権等、さまざまな人権問題が存在しています。
このため、本計画を継承、発展させ、引き続き総合的、計画的に進めることができるよう、この度、宇治市第2次人権教育・啓発推進計画を策定しました。
今後は、この計画に沿って、人権と言う普遍的な文化が根づいた平和で明るい社会の実現に向け、人権教育・啓発に関する施策を推進します。
計画の目標等
計画の目標
市民一人ひとりが、あらゆる機会に人権教育・啓発に参加することにより、人権と言う普遍的な文化が根づいた、平和で明るい社会を宇治市において構築することを目標とします。
計画の目標年次
2025年度とします。
ただし、計画期間中の社会情勢の変化等により、必要に応じて計画の見直しを行うこととします。
人権教育・啓発の視点
この計画における人権教育・啓発は、次の点に留意し、引き続き推進していきます。
- 一人ひとりを大切にし、その可能性を伸ばす人権教育・啓発
- 共生社会の実現に向けた人権教育・啓発
- 生涯学習としての人権教育・啓発
- 自分のこととして考える人権教育・啓発
人権教育・啓発の推進
人権教育・啓発の推進に当たっては、就学前の保育施設、学校、地域社会、家庭、企業、職場等あらゆる場を通じた人権教育・啓発の取り組みを積極的に進めていくとともに、人権に特に関係する職業従事者に対する人権教育・啓発の充実強化を図ることとしています。
また、指導者の養成、人権教育・啓発資料等の整備、効果的な手法による人権教育・啓発の実施を行い、積極的かつ継続的に人権教育・啓発の推進を図ります。