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学校図書館の今
平成17・22年度子どもの読書活動に関する意識・実態調査結果より
本を読む場所について
子どもが本を読む場所として自宅が多い傾向にありますが、学校の教室や図書館などを読む場所に選んでいる子も多くいます。
学校も読書の場としての位置づけを確立しつつあり、読書等の取組の成果が見えます。
本の入手について
読みたい本があることがわかると、図書館や学校の図書館で借りたいと考える子供が多いことが分かります。
学校の教室に本があれば読むという答えが、3位となっています。身近に本があることが読書につながることがわかります。
実際の子どもたちの様子
授業時間には、調べ学習や読書の時間に、クラスごとに図書室へ来て先生と一緒に利用します。休み時間には、図書委員が当番活動をし、子どもたちは自由に本を借りたり読書をしたりしています。ボランティアや学校図書館司書とのふれあいを楽しみにして来室する子もいます。心のオアシスとなるひとときです。
学校図書館ボランティアの活躍
小学校を中心に、学校図書館ボランティアが、子どもたちのために活躍しています。読み聞かせや本の整理、修理、季節の掲示物の作成など、得意な分野で図書館の充実に協力しています。
お話会の様子
子どもたちも真剣に聞いています。
本の装備作業のお手伝い
司書と一緒に新しい本に透明のカバーをかけました。
宇治市子どもの読書活動推進計画によって、学校ではこんなことが変わりました!
学校図書館の蔵書の充実
「※学校図書館図書標準」の達成を目指して、計画策定以降、大幅に図書購入予算を増額しました。
学習資料や読書のため、蔵書の充実に向けて努力しています。
※「学校図書館図書標準」:公立義務教育諸学校において、学校図書館の図書の整備をはかる際の蔵書冊数の目標として文部科学省が定めた基準(平成5年)
学校司書の体制
平成27年度より、学校司書を8人体制とし、市内の全小中学校を定期的に訪問しています。
学校司書は学校図書館の整備だけでなく、学習資料をそろえたり、子どもの読書相談に応じたりすることで、学校図書館を有効に活用することをすすめています。
学校司書の共同作業
日本十進分類法に基づき大幅に本を並べ替えました。
ブックトーク
子どもたちにより多くの本に親しんでもらえるよう教室でブックトークをしました。