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学校の特色ある読書の取組
4月の「子ども読書の日」や11月の「宇治市子ども読書の日」を中心とする期間、秋の読書週間などには子どもたちが読書により親しめるよう、各小中学校にて読書に関するイベントを集中してたくさん取り組まれます。
ここでは、各校で取り組まれた特色ある活動を紹介します。
アニマシオン「誰がでてきたかな?」(南部小学校)
楽しみにしていた遠足が中止になってしまった1年生3クラスにアニマシオンを行いました。「いろはにほへと」を読み聞かせし、たくさん出てくる登場人物を思い出して順番にならべてもらいました。少し長いお話でしたが、登場人物をいっしょうけんめい考えて大きな声で答えてくれました。
用意した物 登場人物のカラーコピーをラミネートしたもの
「こぶとりたろう」の読み聞かせ(笠取小学校・笠取第二小学校)
今年の3・4年の課題図書「こぶとりたろう」(たかどのほうこ 童心社)の読み聞かせをしました。始めに「こぶとりじいさん」の話を思い出してもらうために「こぶとりじい」(おおかわえっせい ポプラ社)を読みました。
こぶとりたろうでは、「こぶじいさま」(松居直 福音館書店)をもとにしているので、登場するのが鬼か天狗かなど、みんなの知っているお話との違いを出し合ってから、「こぶとりたろう」を読みました。勉強しすぎたために頭にこぶができてしまったという奇想天外なお話を、児童は楽しそうに聞いていました。
「こぶとりじい」読み聞かせ
みんなで言葉をあてはめて考える
アニマシオン的なワーク(笠取第二小学校)
5・6年生に「ヘンリーフィッチバーグへいく」(ジョンソン 福音館)を読んだあと、ヘンリーと友だちがどんな体験をしたかを、カードを使ってみんなで振り返りました。
その後、自分ならヘンリーのように歩いて目的地へ行くか、友だちのように働いてお金をもらい汽車で目的地へ行くか、考えました。いろいろな考えや理由が出し合われました。
後半は、谷川俊太郎の詩集「どきん」から、詩の空いた部分に合う言葉を探しました。カードをつけたりはずしたり、みんなで相談しあいながら、谷川俊太郎の詩を再現しました。
「言葉をあてはめてみて、すぐわかったのも、むつかしいのもあった」「谷川俊太郎の詩はおもしろいと思った」などの感想が聞かれました。
全校朝礼の時間を使って(北小倉小学校)
全校朝礼の時間を使い、宇治民話の会のみなさんが、ペープサートで和束地方に伝わる民話を披露してくださいました。「さるじぞうほいほい」のとても楽しいお話に子どもたちも聞き入っていました。
春のスペシャルお話会(槇島小学校)
図書の貸出にあわせ春のスペシャルお話会がおこなわれました。お話会は2時間目と3時間目、低学年と高学年にわけ、図書館ボランティアまきっこブックママさんと先生方で絵本の読み聞かせをされました。絵本は事前にスキャナーで画像を読み込み、パワーポイントを使い、体育館でスクリーンに大きく映し出しました。
「むしたちのうんどうかい」読み聞かせ
ブックママさんが読み聞かせし、担任外の先生が楽器で虫たちの鳴き声を表現!
ギロやカバサなど普段見ることのできない楽器に子どもたちもひきこまれていました。
「たいへんなひるね」読み聞かせ
ばばばあちゃんシリーズの1冊を読み聞かせ。ばばばあちゃんの仲間たちを低学年の先生たちが読み聞かせし、効果音として
トランペットや太鼓も飛び出す楽しいものになりました。
「こぶたくんもうなかないで」読み聞かせ
高学年の先生3人でしっとりと読み聞かせ。本の内容も高学年向けにこころに響く、友達について考える内容の本を選びました。
他の学校の取組みも順次公開予定です!お楽しみに!!