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水道施設の更新・耐震化の状況について
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更新日:2025年1月7日更新
水道施設の更新・耐震化の状況について
水道施設は、生活や都市活動に欠かせないライフラインであり、水道水の供給停止は市民への甚大な負担や影響に直結します。このため、平常時の給水はもとより、地震の被災時においても一定量の給水を確保できるよう、様々なリスクに備えた施設整備が必要となります。このことから、計画的・効率的に耐震化を進めるため、根幹となる優先度の高い水道施設から整備しています。
<宇治市水道事業ビジョン・経営戦略(令和3年度~令和12年度)による主な取り組み内容>
浄水施設 配水池 ポンプ場 |
宇治浄水場の設備更新 琵琶ポンプ場の送水能力増強、設備更新、自家発電設備新設 五ケ庄配水池・ポンプ場の耐震補強、設備更新、自家発電設備新設 下居配水池の更新、設備更新、緊急遮断弁新設 高峰山配水池の更新、耐震補強、設備更新 |
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管 路 | 琵琶送水管、琵琶配水本管、下居配水本管の耐震化 重要給水施設管路※1の耐震化 |
※1 重要給水施設管路とは、導水・送水・配水本管の基幹管路及び配水支管の中から、医療機関や避難所等の重要給水施設に給水するもの
<耐震化状況>
施設種別 |
宇治市(令和5年度末) |
京都府平均※4(令和4年度末) |
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浄水施設 | 82.1% |
73.0% |
配水池 | 39.8% |
60.5% |
基幹管路 |
(30.2%) |
(41.1%) |
※2 耐震化率とは、地震災害に対する浄水施設、配水池、管路などの安全性、信頼性を表す指標の一つで、全施設に対する耐震性のある施設の割合のこと(浄水施設は浄水施設能力、配水池は有効容量、管路は延長の割合で算出)
※3 耐震適合率とは、管路の総延長に対する耐震適合性のある管路延長の割合のこと
※4 京都府平均の耐震化率(耐震適合率)は、厚生労働省「水道事業における耐震化の状況(令和4年度)」より引用