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JR奈良線の高速化・複線化 第二期事業について
事業内容
事業概要
- JR奈良線の JR藤森~宇治、新田~城陽、山城多賀~玉水駅間(総延長約14.0キロメートル)の複線化
- 京都駅・六地蔵駅構内の改良、棚倉駅の一線スルー化 等
事業主体
西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)
事業費
全体事業費397.1億円(予定)
京都府(補助金) | 148.5億円 |
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関係市町(補助金) | 148.5億円 |
JR西日本 | 100.1億円 |
このうち、宇治市の負担予定金額は約42.24億円(関係市町負担分148.5億円の28.44%を負担)
事業期間
平成25年度から令和6年度まで(令和5年春の開業を予定しています。)
これまでの経過
JR奈良線については、これまでに高速化・複線化の第一期事業で、京都~JR藤森、宇治~新田駅間(総延長約8.2キロメートル)の複線化が完了しています。(平成13年3月完成)
今回、高速化・複線化の第二期事業として、平成25年8月にJR西日本・京都府・関係市町(京都市、城陽市、木津川市、井手町、宇治田原町および宇治市の4市2町)の間で、JR藤森~宇治、新田~城陽、山城多賀~玉水、総延長約14.0キロメートルの複線化等事業の基本協定書を締結しました。
これを受け、平成25年度から平成27年度の間には、この事業による周辺環境への影響について、環境影響評価法に基づく調査および予測・評価が行われ、その結果が公告・縦覧されました。(環境アセスメント)
平成28年7月には、京都府、関係市町で構成する実行委員会(委員長=山田啓二京都府知事(当時))が主催の起工記念式典が執り行われ、地元関係者や国会議員、自治体、JR西日本の関係者等、約300名が出席されました。
起工記念式典の様子
宇治市内の工事
JR奈良線複線化第二期事業の工事については、宇治市内においても各工区でJR西日本による工事説明会が行われ、順次着工、事業を進めています。沿線住民の皆さんのご理解、ご協力をお願いします。
各工区の工事説明会
下記の日程、場所でJR西日本による工事説明会が開かれました。
工区 | 説明会開催日・場所 |
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山科川~六地蔵駅間 | 平成30年10月2日にコミュニティワークこはた館、同10月4日に六地蔵公会堂にて開催 |
六地蔵~黄檗駅間 | 平成29年2月1日に木幡小学校、同2月6日に宇治黄檗学園にて開催 |
黄檗~宇治駅間 | 平成29年3月17日に東宇治地域福祉センター、同3月22日にゆめりあうじにて開催 |
新田~城陽駅間 | 平成28年9月27日に広野公民館にて開催。 |
工事説明会の様子
宇治市の関連事業
宇治市では、複線化事業と併せて下記の駅の改良および駅周辺整備等の事業を予定しています。
六地蔵駅の改良および駅前広場等再整備
六地蔵駅の改良については、複線化事業と併せて駅舎の移転・改良を行うことにより、乗降設備の保安度向上と駅のバリアフリー化を実現させるものです。また、駅舎の移転・改良に伴い駅前広場等の再整備を実施する予定です。
工事完了まで、地元の皆さんや利用者の方々には長期間にわたりご不便やご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解、ご協力をお願いします。
また、工事期間中は駅前広場が狭くなることから、送迎車両の速やかな出入について、ご協力をお願いします。
駅舎の改良工事に先立ち、必要となる工事ヤード(作業等のスペース)、仮設駅前広場及び仮設駐輪場の整備に着手しています。令和元年7月24日にコミュニティワークこはた館、同7月25日に六地蔵公会堂にて、JR西日本(駅改良)と宇治市(仮設駅前広場及び仮設駐輪場)共同で工事説明会を行いました。
工事説明会資料(PDFファイル) ※説明会時点の内容です。
- JR奈良線六地蔵駅改良工事に関するお知らせ[PDFファイル/982KB]
令和元年7月24日にコミュニティワークこはた館、同7月25日に六地蔵公会堂にて行われた六地蔵駅改良事業の工事説明会時の資料です。 - JR奈良線六地蔵駅仮設駅前広場・仮設駐輪場計画図[PDFファイル/305KB]
令和元年7月24日にコミュニティワークこはた館、同7月25日に六地蔵公会堂にて行われた六地蔵駅改良事業に伴う仮設駅前広場および仮設駐輪場の工事説明会時の資料です。(補足:仮設駅前広場・仮設駐輪場整備については、資料右下の工事期間等を予定しています。)
新田駅東口の駅舎新設および駅前広場等整備(事業完了)
複線化と併せて事業を進めていた、駅の東口駅舎(新設)および駅前広場が完成し、平成30年5月28日から利用開始となりました。駅前広場はマイクロバス程度までの一般の送迎車両の利用が可能となっています。また、駅東口前の道路(市道広野町176号線)の、駅前広場より北側で行っていた歩道等整備についても、令和元年6月12日に完成しました。
JR奈良線複線化促進協議会について
京都市、奈良市、城陽市、木津川市、井手町、宇治田原町および宇治市の5市2町で構成されるJR奈良線複線化促進協議会(事務局:井手町)は、地元選出の国会議員、府会議員の協力を得て、国、府やJR西日本など関係機関への要望活動、JR奈良線利用促進のための啓発活動などを通じて、JR奈良線全線複線化の早期実現のため活動を行っています。
※例年、春の利用促進事業として、「JR奈良線スタンプラリー」を実施しています。(新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から令和2年春の実施は延期します。今後の予定は未定です。)
リンク
JR西日本ウェブサイトのプロジェクトページ<外部リンク>
奈良線第二期複線化事業の概要、環境影響評価書などが確認できます。(プロジェクトページ内「主要プロジェクト」中の「奈良線第2期複線化事業」をご覧ください。)