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「里道」「水路」をご存知ですか?

印刷ページ表示 更新日:2019年11月5日更新 <外部リンク>

法定外公共物「里道」「水路」をご存知ですか?

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 国から地方へと地方分権の流れが進む昨今、道路や水路を管理する市の仕事の中に、既に国から移管を受けているものがあります。

 そして、その中の一つに法定外公共物があります。一般に「里道」、「水路」と呼ばれているものです。

 法定外公共物は、これまで国が管理していましたが、平成17年に道路(通路)や水路の機能があるものを、原則として国から各自治体に譲与され、現在では「法定外公共物」という名称で宇治市が管理しています。

 さて、なぜ宇治市に譲与されたかと言いますと、

  1. それまで管理をしていた国(もしくは委託を受けていた府)では管理が行き届かない部分があり、国が把握・管理を十分行うことが難しかった、
  2. 国や府よりも地元に根ざしている地方公共団体の方が管理しやすいのではないか、

という理由からです。

 以上のような理由により、宇治市に譲与されたのですが、現状を見てみますと、過去に管理が行き届いていなかったという経緯もあったことから、国有財産が不法に占拠されている箇所があるなど、実際に里道や水路としての機能の障害となっている箇所が多いことが問題となっています。

 道路や水路の管理をしている市としては、『出来るだけその機能の障害を取り除くこと』、『市民の方にこのような現状を知っていただき、理解して頂くこと』、この2つを進めていければと考えています。

 市民の方々と行政が一体となって、必要な里道水路の保全を図り、安全で安心できるまちを作っていきましょう。市民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。

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