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土砂災害の種類
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更新日:2010年3月18日更新
土砂災害とは「土石流」や「地すべり」、「がけ崩れ」を言います。それぞれの土砂災害については、発生の時期や場所を特定することは困難ですが、災害が発生する前に起こることがある前兆現象について紹介します。
土石流
土石流とは、谷や斜面に溜まった土・石・砂などが、大雨による水とともに一気に流れ出す現象をいいます。
山鳴りがしたり、川の流れが濁り流木が混じりはじめたり、雨が降り続いているのに川の水位が下がるなどがある時は、注意が必要です。
地すべり
地すべりとは、比較的ゆるやかな斜面で地中の粘土層などがゆっくりと動き出す現象をいいます。
沢や井戸の水が濁る、地面にひび割れができる、斜面から水がふき出すなどがある時は、注意が必要です。
がけ崩れ
がけ崩れとは、地中にしみ込んだ雨水で柔らかくなった土砂が斜面から突然崩れ落ちる現象です。
がけに割れ目ができる、がけから水が沸き出ている、がけから小石がパラパラと落ちてくるなどがあるときは注意が必要です。