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宅地内漏水による上下水道料金の減額制度があります
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更新日:2022年2月7日更新
水道管の老朽化等により、気が付かないうちに漏水が発生することがあります。水道メーターよりも宅地内で漏水した水量分は水道料金及び下水道使用料が発生します。「水道料金が徐々に上がってきた」「数日間、雨も降っていないのに宅地内のある所が湿ったようになった」「水の流れる音がする」というような異常がある場合は、早めの点検や修理をお願いします。また、宅地内で漏水があった場合、一定の要件を満たせば、漏水した水量分の料金の一部を減額できる場合があります。
宅地内での漏水の調べ方
漏水しているかどうかは、住宅等の玄関やガレージに設置されているメーターボックス内の水道メーターで調べることができます。宅地内のすべての蛇口を締め切って、水道メーターのパイロット(下の図のコマ)が回っていれば、漏水の可能性があります。
宅地内での漏水に気付いたら
宅地内での漏水を確認されたら、お知り合いの水道工事業者または、漏水受付センター(電話:0774-21-7474)に相談されることをお勧めします。
※宅地内での漏水の場合、漏水の調査・修理等を行う費用は個人負担となりますのでご了承ください。
宅地内での漏水による料金の減額制度について
料金の減額対象となる主な要件
次のすべての要件を満たしている場合のみ対象となります。
- 埋設された給水管などからの漏水であること。
(蛇口、トイレ、風呂、給湯器、太陽光熱温水器等の不良によるものは対象外) - 善良な管理義務を果たされていること。
- 漏水の属する期別の水道使用量が、前年同期または修理後の期別の水道使用量の1.2倍以上であること。
- 修理後1年以内に申請をされていること。
減額できる範囲
- 修理日以前の1年間で、漏水により水量が増加した期間の内、最大4ヶ月(2期)分。
- 漏水により増加したと思われる水量の内、50%(下水道は100%)に相当する水道料金(下水道使用料)。
申請手続きの流れ
- 水道工事業者に、調査・修理を依頼。
- 修理後、修理した業者から「漏水修理証明書」を交付してもらう。
- 「料金等軽減申請書」に必要事項を記入し、「漏水修理証明書」を添えて申請。
申請書類
申請後の流れ
- 申請受理後、漏水の影響のない検針結果を確認します(最長で4ヶ月後になります)。
- 認定または不認定の結果と、認定の場合は減じる額や還付方法などを通知します。