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【イベントレポート】平安時代なりきり体験

更新日:2024年12月26日更新 印刷ページ表示

平安時代へタイムスリップ! 「平安時代 なりきり体験」

平安装束を着た親子の後ろ姿

2024年11月16日~12月1日の土・日曜日、平安装束を来て宇治の街を散策する、「平安時代 なりきり体験」が開催されました。イベントの概要から当日の雰囲気、そして参加者の声をレポートします。​

平安装束 狩衣(かりぎぬ) 平安装束 袿(うちき)

「平安時代 なりきり体験」は、本格的な平安時代の装束、「狩衣(かりぎぬ)姿」(写真左)と「袿(うちき)姿」(写真右)をまとい、平安貴族になりきって宇治橋周辺を自由に散策するという催しです。子供から大人まで参加可能。1日2回開催され、定員は各回5名。応募多数の場合は抽選とのことで、みごと当選した参加者の皆さんは当日、宇治市観光センターに集合。めったにできない特別な体験にワクワク、ドキドキの1日になりました。

 

今回は参加者の中から2組に密着していきたいと思います。

平安なりきり体験に参加した親子

1組目は平安時代が好きという宇治市出身の神田有希さんと紫式部が大好きという志帆さん親子です。

平安なりきり体験に参加した親子

まずは衣装選びからスタート。上に着る「袿(うちき)」と下に着る無地の「単(ひとえ)」は、好きな色でコーディネイトができるので、あれこれ悩みながら選ぶのが楽しそう。お二人は色味を合わせた親子コーデに決定した様子です。

平安装束の着付け中 平安装束の着付け中

衣装は専門のスタッフさんが着付けてくれます。外に出るので袿(うちき)の裾を上げて、「市女笠(いちめがさ)」(写真左)をかぶれば完成です。

平安装束を着た親子の後ろ姿

さっそく外に出て宇治橋周辺を散策。宇治橋から上流の景色は、平安時代とそう大きくは変わっていないのだとか。平安時代の人も見たであろう景色を眺めながら袿姿で歩くなんて、風情があります。

平安装束を着た親子

散策の途中でお二人に感想を聞いてみました。「衣装を着たまま自由に散策できるのが楽しかったです」「大河ドラマで観た石山詣(いしやまもうで)に行くみたいで嬉しいです」とのこと。この後も写真を撮ったり、観光をしたり、楽しい時間を過ごされました。

 

平安なりきり体験に参加した女性

続いては「平安衣装を着て宇治の街を歩くなんて、こんな貴重な機械はめったにないことなので、思い切って応募してみました!」という宇治市在住の上田一恵さんです。ガッツポーズを決めて、いざ、着付に向かいます。

平安装束の着付け中 平安装束の小道具

上田さんは緑色の「袿(うちき)」を選びました。とても素敵ですね。着付の後、市女笠(いちめがさ)をかぶり、神仏の護符などを入れた守袋の「懸守(かけまもり)」(写真右・左側)を首から下げ、赤い「懸帯(かけおび)」を結んだら完成。スタッフの方に「檜扇(ひおうぎ)」(写真右・右側)の持ち方などレクチャーをうけて散策に出発です。

平安装束を着て散策中

念願の平安貴族の装束を着た感想をうかがうと「ずっしりとして重いですね。思い出に残る一日になりそうです」とのこと。他のみなさんも着付を終え、平安時代の人々に想いを馳せながら散策したり、写真を撮ったりと思い思いの時間を過ごされていました。


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