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【イベントレポート】宇治市歴資料館令和5年度企画展「発掘ものがたり宇治・2024」

更新日:2024年3月31日更新 印刷ページ表示

宇治市歴資料館令和5年度企画展「発掘ものがたり宇治・2024」​​​

 宇治市歴史資料館では、「紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト」の一環として、平安時代に藤原氏の別業として栄えた宇治の歴史や文化を紹介する企画展「発掘ものがたり宇治・2024」を開催しています。

イベントイメージ1 イベントイメージ2
 
 展示では、平安時代の宇治が藤原氏の別業として栄えたことを感じさせる内容が展示されています。宇治では、藤原 道長が造った別業が子の頼通に譲られ平等院となったことから、藤原氏ゆかりの遺跡から「巴に花びら」の柄が特徴的な瓦が発掘されています。これらの瓦は藤原氏との深い関わりを物語っています。

【浄妙寺​イメージ絵】
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 また、宇治が道長以降の子孫まで深いかかわりがあることや、木幡小学校から出土した道長が建立した浄妙寺(じょうみょうじ)の遺構などを紹介。白川金色院跡や妙楽広場から出土した瓦や中国から輸入された権力の証なども展示されており、当時の最高権力 藤原家の煌びやかな文化を垣間見ることができます。

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 さらに、末法思想に基づく仏教を後世に残すための取り組みや古墳時代の鏡の文様なども展示され、その時代背景や文化にも触れることができます。

 企画展では、宇治の歴史や文化に触れ、過去と現在が織りなす魅力を存分に堪能できます。宇治市歴史資料館を訪れることで、宇治の貴重な遺産や物語に触れ、その魅力を再発見する貴重な機会となっています。

イベント概要

  • 概要
    今につながる宇治のまちづくりがはじまる平安時代を中心に、発掘調査によって出土した遺物や関係する写真などで宇治の歴史を紹介します。
  • 展示資料
    白川金色院経塚出土品(当館蔵)ほか
  • 会期
    令和6年2月17日(土曜日)~4月21日(日曜日)
  • 会場
    宇治市歴史資料館 収蔵展示室
    〒611-0023 宇治市折居台1-1(宇治市文化センター内)
    Tel.0774-39-9260 Fax.0774-39-9261
  • 開館時間
    午前9時~午後5時
  • 休館日
    月曜日・祝日
  • 入館料
    無料​

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