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【イベントレポート】紫式部とお札の肖像たち 講演会を開催しました

更新日:2024年3月4日更新 印刷ページ表示

京都金融経済講演会「紫式部とお札の肖像たち」を開催しました 

 生涯学習センターにおいて、紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト事業である講演会「紫式部とお札の肖像たち」を開催しました。

 講師は歴史作家であり多摩大学客員教授の河合 敦(かわいあつし)先生です。NHKの「歴史探偵」やBS松竹東急の「号外!日本史スクープ砲」にご出演されているのをご覧になった方も多いかと思います。

 

 この講演会は京都府金融広報委員会と日本ファイナンシャル・プランナーズ協会京都支部と共催で開催しました。京都府金融広報委員会は、日本銀行京都支店に事務局を置き、京都府や財務事務所、府内公共団体や金融機関団体等と協力して、府民の皆様に中立・ 公正な立場から暮らしに身近な金融に関する幅広い情報の提供を行っておられます。日本ファイナンシャル・プランナーズ協会は、ファイナンシャル・プランニングの普及啓発、国民生活の向上と日本経済の発展に貢献することを目的とした金融経済教育の分野で活動しておられます。

 

 講演会は早速、紫式部についての講義から始まりました。父である藤原為時が弟と紫式部を比較して度々こぼす大河ドラマでおなじみのエピソードや、ドラマではあまり触れられていなかった紫式部の祖父のことなどが話題に上がりました。

 大河ドラマではこれから描かれる、藤原道長の娘・中宮彰子に女房として仕えた後の紫式部についてもたっぷりと講演いただきました。出仕当初の紫式部は人間関係に悩んで、現代人と同じストレスを抱えていたとのこと。親近感がわきますね。

 

  金融経済の講座なのに「なぜ、紫式部?」と首を傾げられた方もいらっしゃるかもしれません。今回の演題「紫式部とお札の肖像たち」となっているように、実は紫式部も二千円札の裏面に源氏物語絵巻とともに描かれています。
皆様にお金に関する興味を深めていただくために、今回は、肖像になった偉人のほかに宇治市とも縁のある紫式部についても、特別に取り上げていただきました。

 

 本講演にご参加いただいた大河ドラマ「光る君へ」視聴者の方々は、これからのドラマ視聴がますます楽しみになられたのではないでしょうか。令和6年度も紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト事業にご期待ください。

 

講師は歴史作家の河合敦先生です。 生涯学習センターでの講演の様子です。

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