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第10回 パリ2024 パラリンピック出場を目指して!
一所懸命を発信中(市政だより令和5年4月15日号掲載)
宇治に縁のある人・団体等の一所懸命を紹介します。
みんなで宇治をもっと素敵な街にしましょう!
第10回 パリ2024 パラリンピック出場を目指して!
ブラインド・ランナーとしてパリ2024 パラリンピックを目指されれている井内 菜津美(いのうちなつみ)さんにお話を聴きました。
プロフィール
宇治市出身・在住。ブラインド・ランナーとして、フルマラソンのアジア記録(3 時間12 分55 秒)、ハーフマラソンの世界記録(1 時間31 分41 秒)、5000 mのアジア記録(20 分37 秒54)、1500 mの日本記録(5分33 秒54)を持つ。株式会社みずほフィナンシャルグループ所属。
「とりあえずやってみる」精神
小さい頃から、「とりあえずやってみる」精神で、水泳・ピアノ・囲碁など、さまざまなことに興味を持ち、チャレンジしてきました。
陸上の面白さに気付いた
中学一年生のときに陸上部に入り、長距離を走り始めました。ロード(学校の外)の練習は電信柱や段差があり、初めは怖かったですが徐々に慣れ、記録が伸び始めたときに陸上の面白さに気付きました。高校までの6 年間、陸上部として活動した後、25 歳の時に、周囲の勧めでフルマラソンの練習を始めました。
競技を続ける原動力
一人では競技生活を続けられていません。家族には栄養バランスのとれた食事を作ってもらい、コーチや伴走者の方にはトレーニングに付き合ってもらっています。大会でいい結果が出たときに皆が一緒に喜んでくれることが、競技生活を続けられる原動力となっています。パリ2024 パラリンピックへの出場とフルマラソンの世界記録更新を目標に、今後もトレーニングを頑張ります。