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宇治史探検 No.011

印刷ページ表示 更新日:2023年3月27日更新 <外部リンク>
古から続く悠久の歴史、豊かな文化など 知る人ぞ知る宇治の豆知識をお話しします。

現在の宇治橋

 現在の宇治橋は、平成8年3月28日に供用が開始されました。
 橋の西寄り上流側に張り出した「三の間」は、従来の宇治橋の様式を踏襲し、また、自然石を使った植樹桝(ます)には、茶の木が植ますえられています。
 供用開始から15年を経て、古くからの木造橋をイメージした姿は、周囲の歴史的な景観にすっかりなじみ、市民や観光客に親しまれています。
 供用直前の日曜日である3月24日には、橋の上で完成記念祝賀大会が催されました。普段は秋の茶まつりでしか見られない三の間での名水汲み上げの儀や祝賀パレード、平成橋合戦大綱引きなど盛りだくさんの内容で、約2万人の参加者で賑わ
いました。
 そして供用開始の28日、朝から親子孫三代の夫婦などによる渡り初めのあと、歩行者天国として新宇治橋を開放し、午後3時に車両の通行がはじまりました。

新宇治橋の渡り初め(右は旧宇治橋)
新宇治橋の渡り初め(右は旧宇治橋)
No.011 宇治市政だより 平成23年(2011年)2月15日発行掲載