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宇治史探検 No.002

印刷ページ表示 更新日:2023年3月27日更新 <外部リンク>
古から続く悠久の歴史、豊かな文化など 知る人ぞ知る宇治の豆知識をお話しします。

宇治橋西詰

  宇治川に初めて橋が架けられたのは、大化の改新の翌年、大化2年(646年)とされており、わが国の現存する橋の中で、最も古い歴史を誇ります。宇治は、当時の都の奈良と京都を結ぶ重要な場所でした。宇治橋は、何度も戦乱や洪水・地震など、にみまわれながら、交通の要衝としてだけでなく、緑豊かな山なみを背に流れる宇治川の自然、周囲にたたずむ社寺や古跡とともに、歴史や文学の中で何度もその姿を表舞台に現します。

 現在の宇治橋は平成8年(1996年)に架けられました。架橋にあたっては、景観と調和するように、総檜の欄干や擬宝珠を冠した木製高覧など、伝統的なデザインが採用されました。

 ちなみに、観光スポット「夢の浮橋ひろば」は、旧宇治橋の西詰だったところで、多くの観光客のカメラが、紫式部像と宇治川の流れに向けられています。

宇治橋西詰
No.002 宇治市政だより平成22年(2010年)4月15日号掲載