本文
国は、京都府に出されていた「まん延防止等重点措置」を3月21日(月曜日)までさらに延長することを決定しました。
新型コロナウイルス感染症(オミクロン株)の流行により、全国はもとより、宇治市におきましても、令和4年1月以降の感染者が5,700人を超え、これまでに経験したことのない速さで感染者数が増加し、今もなお、収束が見えない状況にあります。
第6波当初は幼児、小中学生の感染が急増しましたが、2月以降は高齢者への感染が、病院、高齢者施設だけでなく、家庭においても急増しており、このことが病床のひっ迫をもたらし、「病床使用率」が高い水準で推移する要因となっています。また、多数の高齢者の感染により、なかには重症化や急激な基礎疾患の増悪による死亡を引き起こすことにもなっています。
オミクロン株に対しても、基本的な感染防止対策とさらなるワクチン接種が有効です。一人ひとりの行動が、大切な人と私たちの日常生活などを守ることにつながりますので、市民の皆さまには、まん延防止等重点措置が再延長されたことをふまえまして、なお一層の感染防止対策に取り組んでいただくことと、積極的なワクチン接種をお願いいたします。
まん延防止等重点措置の延長(令和4年3月4日決定)<外部リンク>(京都府HP)
○ 正しいマスクの着用・こまめな手洗い・外出先での手指消毒設備の活用を徹底してください。
○ 人と人との距離を確保(ソーシャルディスタンス)し、大声での会話を控えてください。
○ 室内では、適切な温度と湿度を保ちながら、こまめな換気による空気の入れ換えを行ってください。
○ 不要不急の外出や都道府県の移動、リスクの高い行動をお控えください。
○ 新型コロナワクチン追加接種(3回目接種)集団接種や個別接種で実施しています。ファイザー社またはモデルナ社のどちらのワクチンでも十分な「発症・重症化予防」効果と安全性が確認されていますので、ご自身のため、ご家族のため積極的な接種をお願いします。
○ 3月8日に、5歳から11歳までのお子様にワクチン接種券をお送りいたしますので、ご希望される方は、接種していただきますようお願いします。
制限期間;令和4年1月27日0時~3月21日24時まで
〇市の主催事業の開催
【人数上限】 5,000人まで
【収容率】 ・大声での歓声がないことを前提とするもの 100%
・大声での歓声が想定されるもの 50%
※【人数上限】・【収容率】いずれも条件を満たすこと。
・飲食の提供はできない。
〇市の管理施設の利用
【人数上限】 5,000人まで
【収容率】 ・大声での歓声がないことを前提とするもの 100%
・大声での歓声が想定されるもの 50%
※【人数上限】・【収容率】いずれも条件を満たすこと。
・飲食の提供はできない。
オミクロン株などの新型コロナウイルス感染は、重症化しにくいともされていますが、飛沫や換気の悪い場所での感染が多く見受けられ、今は誰もがどこで感染してもおかしくない状況にあります。油断はできません。
これ以上の感染拡大を防ぎ、早期に社会・経済活動を再開できるよう、いま一度、市民や事業者の皆さまの「うつらない」「うつさない」行動による感染対策の徹底をお願いいたします。
令和4年3月4日
宇治市長 松村 淳子