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宇治市民の皆さまへのメッセージ
~緊急事態宣言の再延長にあたって~
令和3年5月29日
宇治市長 松村 淳子
5月28日、国は京都府を含む9都府県に5月31日まで出されている緊急事態宣言の期間を6月20日まで延長することを決定しました。
京都府では新規感染者数は徐々に減少している傾向が見受けられますが、変異株への置き換わりが進むなかで、療養者数や確保病床の使用率は依然として高く、医療提供体制はひっ迫した状況が続いていることから、緊急事態措置を施設の使用制限等について一部見直し、6月20日まで継続することとされました。
宇治市では本日、新型コロナウイルス感染症対策本部を開催し、
(1) 不急の市主催事業の中止
(2) 市の管理施設の利用休止
の措置を6月20日まで延長することといたしました。
市民の皆さまには再度の延長により、長期間にわたりご不便をおかけすることとなりますが、感染拡大を防ぐためには今が重要な時期であることをご理解いただき、ご協力をお願いいたします。
宇治市においても、市民、事業者の皆さまのご協力により5月20日以降新規感染者数は減少傾向にありますが、いまだ、連日の新規感染者、特に家庭内感染の報告がみられます。感染者の減少を確実なものとするためには、引き続き外出の自粛や3密の回避などの取組が重要となります。
また、発熱等の症状がある場合には、仕事や学校を休み、かかりつけ医等に相談することや、同居者の感染が判明し、濃厚接触が疑われる場合は、14日間自宅待機することなどの感染拡大防止策の徹底をお願いいたします。
宇治市では、5月16日から宇治市役所、宇治武田病院、宇治徳洲会病院を会場とするワクチンの集団接種を開始し、5月24日からは、かかりつけの診療所などでの個別接種も開始しています。さらに6月14日からは宇治市文化センター等での平日、土曜日の集団接種も開始いたします。
国および京都府が実施する大規模集団接種とも合わせて7月中には希望するすべての高齢者の皆さまが安心してワクチン接種ができますよう、また65歳未満の市民の皆さまの早期のワクチン接種の実施に向け、引き続き努めてまいります。
今後も市民の皆さまの安全・安心を守ることを最優先に感染拡大防止と市内経済、市民生活への影響を最小限にとどめるよう、国や京都府、関係機関などと連携を十分に図り、全力をあげて取り組んでまいります。