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宇治市民の皆さまへのメッセージ
~緊急事態宣言の延長にあたり~
令和3年5月8日
宇治市長 松村 淳子
5月7日、国は京都府を含む4都府県に出されている緊急事態宣言の期間を5月31日まで延長するとともに、新たに愛知県、福岡県に対しても5月31日までを期限とする緊急事態宣言の発出を決定しました。加えて北海道など8道県に対しても5月31日までを期限として、まん延防止等重点措置の適用を決定しました。
また、国の緊急事態宣言の延長を受け、京都府では緊急事態措置を5月31日まで延長することを決定しました。
現在、宇治市においても4月中旬以降、連日新規感染者の報告がみられ、高校、事業所内においてクラスタ―が発生するなど急激に感染者が増加しています。全国的な感染拡大の大きな要因は、従来株と比べ「感染力が強い」「若者にもうつりやすい」「重症化に至るスピードが速い」とされている変異株によると言われています。
このような状況を踏まえ、宇治市では本日、新型コロナウイルス感染症対策本部を開催し、5月31日までの対応を次のとおり決定いたしました。
(1) 不急の市主催事業の中止
(2) 市の管理施設の利用休止
市民の皆さまには長期間にわたりご不便をおかけすることとなりますが、現在の感染拡大を防ぐための取組に、ご理解とご協力をお願いいたします。
感染拡大を防ぐためには、一人ひとりが感染拡大を防ぐ取組を行っていいただくことが大切です。市民の皆さまには、次の取組にご協力いただきますよう、あらためてお願いいたします。
1 一人ひとりが、うつらない、うつさない行動を
・マスクの着用、手洗い、3密の回避などの基本的な感染予防対策の徹底をお願いします。
2 飲食機会の感染予防の徹底
・飲食時における「きょうとマナー」へのご協力をお願いします。
・宴会や家族以外のホームパーティー・飲酒は控えてください。
・外食時は、一人で食べる「個食」黙って食べる「黙食」にご協力をお願いします。
3 職場における感染予防の徹底
・テレワークの活用などにより出勤者の7割削減を目指してください。
・時差出勤やオンライン会議など、あらゆる場面で人と人との接触機会を減らしてください。
・執務室だけでなく、休憩室や更衣室の感染対策も徹底してください。
宇治市では、新型コロナウイルスワクチン接種を4月12日に高齢者施設で開始いたしました。
4月23日から高齢者の皆さまへワクチン接種券の発送を開始し、5月7日からはワクチン接種の予約をご案内する通知を順次年齢別にお送りしております。
5月11日から予約受付を開始いたします。
宇治市役所などを会場とする集団接種は5月16日から、かかりつけの診療所などでの個別接種は5月24日から開始いたします。
7月中には希望するすべての高齢者の皆さまのワクチン接種ができるよう、十分な予約枠を確保いたしますとともに、安心して接種できるよう現在鋭意準備を進めております。
今後も市民の皆さまの安全・安心を守ることを第一に感染拡大防止と市内経済と市民生活への影響を最小限にとどめるよう、国や京都府、関係機関などと連携を十分に図り、全力をあげて取り組んでまいります。