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宇治市民の皆さまへの緊急のメッセージ
~緊急事態宣言の延長をふまえて~
令和3年2月4日
宇治市長 松村 淳子
国は2月2日、京都府を含む10都府県に出されている「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」の期間を3月7日まで延長することを決定いたしました。
京都府では、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が減少傾向にあるものの、今なお多くの方が療養されておられ、病床占有率は高い状況が長期化するなど深刻な状況にあり、2月3日に開催された京都府新型コロナウイルス感染症対策本部会議では、府民の皆さまに不要不急の外出自粛、特に20時以降の徹底した外出自粛や府内全域の飲食店の営業時間短縮などを要請する「京都府緊急事態措置」を3月7日まで延長することとされました。
こうした状況をふまえ、本日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、3月7日までの間で中止する市主催事業と市が管理する施設の休止や夜間の利用制限措置の延長を決定いたしました。
市内では、福祉施設における集団感染の発生や家庭内感染の増加などにより、1月のひと月当たりの新規陽性者数が過去最多の256人となるなど深刻な状況でありましたが、京都府と連携して集団感染対策に取り組んだほか、市民や事業者の皆さまの感染防止対策へのご理解、ご協力により、2月に入ってからは1日当たりの新規陽性者が減少する傾向にあります。
今後、新規感染者の減少傾向を確かなものとするため、京都府が新たに実施する市内の高齢者施設等を対象としたクラスター発生防止対策と連動した取組とともに円滑なワクチン接種に向けた準備を進めるなど、引き続き国や京都府と連携して感染症対策に全力を挙げて取り組んでまいりいります。
新型コロナウイルス感染症対策に、これまでの間、日夜最前線でご尽力をいただいております医療や介護・保育などの福祉等従事者の皆さまにあらためて敬意を表しますとともに、市民や事業者の皆さまには、引き続き感染防止対策に取り組んでいただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。