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宇治市民の皆さまへのメッセージ
京都府感染拡大警報の発表をふまえて
令和3年1月11日
宇治市長 松村 淳子
新型コロナウイルス感染症が拡大する中、昼夜を分かたず最前線で業務にご尽力されている医療や介護・保育などの福祉等従事者の皆さま、並びに、感染拡大の防止対策に理解とご協力をいただいております市民や事業者の皆さまに心から感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症につきましては、全国的に感染が拡大し、1月7日、緊急事態宣言が関東1都3県に発令されました。
京都府においても、1月7日には一日としては過去最多の143人の感染が確認され、1月3日には重症患者が過去最多の21人に上り、医療提供体制が危機的な状況となる30人に迫っているとされています。
本市におきましても、1月6日と10日には過去最多の18人の感染者が確認されるなど感染拡大状況が続いています。
1月8日に開催された京都府新型コロナウイルス感染症対策本部会議では、「京都府感染拡大警報」が発表され、府民一人ひとりの行動の自粛・自制を強く要請されました。また、1月9日には、政府に対し緊急事態宣言の発令を大阪府、兵庫県とともに要請されました。
このような状況を踏まえまして、市民や事業者の皆さまに新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、あらためて5つのお願いをいたします。
(1) 「外出の自粛」
・居住地周辺や府内であっても不要不急の外出を自粛する。
(2) 「緊急事態宣言地域への往来の自粛」
・東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県との往来は自粛する。
(3) 「出勤の抑制」
・企業等を中心にテレワーク50%を目標に取り組む。
・業態により困難な場合は、週休の分散化、休暇取得により職場での密を回避する。
(4) 「飲食機会の感染予防の徹底」
・飲食店における職場・大学等の宴会は自粛する。
・飲食店においては、パーティション等の設置、十分な換気等ガイドライン遵守を徹底する。
・家庭内でも、友人等とのホームパーティーなど、家族や普段一緒にいる人以外との会食は自粛する。
(5) 「家庭内での感染予防の徹底」
・こまめな換気をする。
・帰宅時、食事の前、トイレの後などは、手洗い・消毒をする。
・毎朝の体温測定、健康チェックをする。
・体調が悪い家族がいるときは、家族全員がマスクを着用する。
・接触確認アプリを活用する。(COCOA、こことろの活用)
これ以上感染を拡大させず、通常の医療が停止するような事態を招かないために、これらの5つのお願いに市民の皆さまのご理解とご協力をお願いします。
本市では、市民の皆さまの安全・安心を守ることを第一に感染拡大防止と市内経済と市民生活への影響を最小限にとどめるよう、今後も国や京都府、関係機関などと連携を十分に図り、全力をあげて取り組んでまいります。