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お茶のすごい力(お茶と適塩のつながり編)

印刷ページ表示 更新日:2022年11月18日更新 <外部リンク>

お茶のすごい力(お茶と適塩のつながり編)

 寒くなり、温かい飲み物のおいしい季節となりました。宇治市の飲み物といえば「お茶」が有名ですね。お茶はカリウムが豊富に含まれているものがあります。
 宇治市では適塩を推進していますが、ちょっとためになるお茶と適塩のつながりをお伝えします。

塩はどれくらいとっているの?

食塩の摂取量の平均値のうつりかわり
 なかなか塩を減らすのは難しいですね。そこで注目してもらいたい成分として「カリウム」があります。

カリウムとは?

 カリウムは塩の成分であるナトリウムと共に細胞機能の保つこと、筋肉の伸び縮みや神経伝達等の働きを担います。カリウムは塩の成分であるナトリウムを体から出しやすくする働きがあります。ナトリウムのとり過ぎが原因で高血圧になることを予防するためには、カリウムの十分な摂取が有効です。

とりすぎると…

 必要を上回る量を摂取すれば排泄されるため、日常的には取り過ぎの心配はありませんが、腎臓の機能が低下している人の場合は、排泄する機能が十分に働かないため、カリウムを体内にため込んで高カリウム血症になることがあります。

どこにある?

 カリウムが多く含まれるのは野菜、果物、海藻、豆類等です。自然のままの食品は低ナトリウム、高カリウム食品がほとんどです。素材のおいしさを味わうようにうす味を心がけるのは大切です。日本人がカリウム源として多く摂取しているのは野菜からが多く、次いで肉や乳製品、果物からとっています。実はお茶の一部にもカリウムが含まれます。

飲み物別カリウムとエネルギー比較
 お茶の一部はたくさんカリウムを含みます。野菜や果物のジュースも多く含まれています。お茶はエネルギー(カロリー)が低いですね。

お茶を飲もう

 エネルギー(カロリー)の少ないお茶を手軽なカリウム源にしていただいてはいかがでしょうか。
※腎臓病の方はカリウムの量に注意が必要な場合がありますので主治医にご確認ください。

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