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外出自粛によるフレイルを防ごう
フレイルとは
年齢を重ねることによって、体や心のはたらき、社会的つながりが弱くなった状態のことを指します。
そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。
しかし、早めに気づいて適切な取り組みを行うことで、フレイルの進行を防ぎ、健康を維持することができます。
新型コロナウイルス感染症予防のため、外出や人との接触を控えることにより、心身活動が減ってしまい、フレイルが進行することが危惧されています。
新型コロナウイルス感染症予防とともにフレイル予防にもご留意ください。
(参考:厚生労働省「食べて元気にフレイル予防」)
フレイル予防の3つのポイント
1.1日3食きちんとよく噛んで食べる
高齢期になると食事量が減りやすく、体重が減って筋肉まで落ちてしまうため、活動量が低下します。
筋肉の元となる肉や魚、卵などのたんぱく質を意識してバランスよく食べましょう。
しっかり噛んで食べられるよう、歯のお手入れや定期的な歯科受診をしましょう。
2.体をなるべく動かす
家でじっとしている時間が長くなると、足腰が弱って転倒しやすく、気持ちも落ち込みやすくなります。
できれば毎日、散歩や体操など、体を動かすようにしましょう。掃除や買い物も運動になります。
「フレイル予防に関する運動動画一覧」を参考に体を動かしてみましょう。
3.つながりを持つ
フレイルを招く原因の一つが「閉じこもり」や「孤立」です。
地域の活動や、趣味活動に参加し、人との交流をもつようにしましょう。
電話や手紙などを使って、家族や友人にも定期的に連絡をとるようにしましょう。
フレイル予防に関する運動動画一覧
運動不足や筋力低下の予防にご活用ください。
痛みや無理のない範囲で身体を動かしましょう。